慶應SFC 2014年 総合政策学部 英語 大問1 語法三択解説

[1]-2「resist」: 文中では、常識は簡単に分類できるものではないと述べています。この文脈で「resist」(抵抗する)が適切です。「assist」(助ける)や「facilitate」(容易にする)は、常識が簡単に分類されることを示唆しており、文脈に合いません。

 

[2]-2「concerned with」: 常識は実用的で、問題に対する答えに「concerned with」(関心を持っている)と述べられています。「indifferent to」(無関心)や「tolerant to」(寛容)は、常識が問題解決に焦点を当てているという文脈に適さないため不適切です。

 

[3]-3「resides in」: 形式知識の力は、特定の発見を論理的なカテゴリに整理する能力にありますが、常識の力はそれぞれの具体的な状況を個別に扱う能力に「resides in」(存在する)とされています。「does away with」(取り除く)や「presides over」(統治する)は、この文脈の常識の特性を表していないため不適切です。

 

[4]-1「without」: 常識は、それがどのようにして知識を得るかを「without」(なしで)知っているとされています。「upon」(〜に基づいて)や「while」(〜しながら)は、この自己認識の欠如を表していないため不適切です。

 

[5]-1「set out」: 経済学者と人類学者が、異なる文化でのゲームのプレイ方法をテストするために「set out」(出発した)と記述されています。「put out」(発表する)や「came off」(成功する)は、この研究旅行の性質を表していないため不適切です。

 

[6]-3「merry」: 取引が受け入れられると、両方のプレイヤーが「merry」(楽しく)進むとされています。「contented」(満足している)や「satisfied」(満たされている)は、この楽観的な気分を表していないため不適切です。

 

[7]-2「conflicts」: 経済学者は、人々の行動が経済合理性と「conflicts」(衝突する)と見なしています。「agrees」(一致する)や「coincides」(一致する)は、この矛盾を表していないため不適切です。

 

[8]-1「least」: 合理的な提案者は、できるだけ少ない「least」(最小の)金額を提供する傾向があるとされています。「most」(最も多い)や「less」(より少ない)は、この最小限の提案戦略を表していないため不適切です。

 

[9]-3「exploit」: 人々は、できるからといって状況を「exploit」(悪用する)のは公平でないと考えています。「damage」(損害を与える)や「jeopardize」(危険にさらす)は、この悪用の性質を表していないため不適切です。

 

[10]-2「lesson」: 受け手が少ない提案を拒否するのは、提案者に「lesson」(教訓)を教えるためです。「reason」(理由)や「fact」(事実)は、この教訓的な側面を表していないため不適切です。

 

[11]-2「counts」: 異なる社会では公平性に対する考えが異なり、それが何を「counts」(数える)かが重要です。「reveals」(明らかにする)や「exhibits」(示す)は、この文脈の「公平とは何か」を定義することに関係がないため不適切です。

 

[12]-3「surprisingly」: グナウ族が超公平な提案をしても拒否されることが「surprisingly」(驚くべきことに)とされています。「logically」(論理的に)や「obviously」(明らかに)は、この意外性を反映していないため不適切です。

 

[13]-1「obligates」: グナウ族の贈り物交換の習慣は、受け取った人が将来的に何らかの形で返すことを「obligates」(義務付ける)とされています。「expects」(期待する)や「persuades」(説得する)は、この義務感を反映していないため不適切です。

 

[14]-3「accordingly」: グナウ族は、ultimatum gameを贈り物交換に類似した社会的交換と見なし、「accordingly」(それに応じて)反応しています。「casually」(何気なく)や「belatedly」(遅れて)は、この深い社会的意味を反映していないため不適切です。

 

[15]-2「unwanted」: グナウ族にとって、このゲームの提案は「unwanted」(望ましくない)義務のように見えます。「unearned」(得られていない)や「unpredicted」(予期されていない)は、この義務感を表していないため不適切です。

 

[16]-1「resentment」: マチゲンガ族は、不公平な提案に対する「resentment」(憤り)をほとんど感じません。「contentment」(満足)や「euphemism」(婉曲表現)は、この不平等への無関心を反映していないため不適切です。

 

[17]-3「implicit」: 非工業化社会の人々は、世界がどのように機能するべきかについて「implicit」(暗黙の)理解を持っています。「immature」(未熟な)や「explicit」(明確な)は、この暗黙の理解を反映していないため不適切です。

 

[18]-1「extent」: 「common sense」が共通であるのは、二人が似た社会的・文化的経験を共有している「extent」(程度)に限られます。「end」(終わり)や「level」(レベル)は、この相対的な共通性を表していないため不適切です。

 

[19]-3「embedded」: 「common sense」は社会的に「embedded」(埋め込まれた)性質を持ちます。「demanded」(要求される)や「employed」(使用される)は、この社会的性質を表していないため不適切です。

 

[20]-2「in other words」: 「common sense」に関する意見の相違は、解決が困難であると述べられており、「in other words」(言い換えれば)、その理由が不明確であるためです。「however」(しかし)や「by the way」(ところで)は、この説明を適切に反映していないため不適切です。

AO入試・小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「AO入試、どうしたらいいか分からない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(毎日学習会の代表林が相談対応させていただきます!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です