慶應SFC 2010年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[31]-3「with」:

 エラスムスが自分の生徒のマナーについて「with」(〜に関して)深く関心を持っていたという文脈で正しい。この前置詞は、エラスムスの関心の対象を示している。「for」と「about」はこの文脈では不適切である。

 

[32]-3「represent」:

 「represent」(表す)は、エラスムスが「civilité」を用いて生き方や他人との関わり方を示そうとした概念を指すのに適切な動詞。「create」と「devise」はこの場合、彼が新しい概念を創造したり考案したりしたわけではなく、既存の概念を広めようとしたことを正確には表していない。

 

[33]-3「more than」:

 「more than」(〜以上)は、単なる礼儀正しさ以上のものとして「civilité」をエラスムスが見ていたことを示すのに適切。「far from」と「the Same as」はこの文脈では意味合いが異なる。

 

[34]-1「evaluate」:

 「evaluate」(評価する)は、アネンバーグ学校が行った調査で人々がアメリカ社会の異なるグループの公共の礼儀を評価するよう求められた行為を表すのに正しい。「explain」と「upgrade」はこの行為を正確には表していない。

 

[35]-3「since」:

 「since」(〜以来)は、議会委員会が礼儀正しい議論が1935年以来最低レベルに達したと結論付けたことを示すのに適切。「by」と「around」は時系列を正確に示していない。

 

[36]-3「worried about」:

 「worried about」(〜について心配している)は、両党のメンバーが報告書の効果と公共のイメージについて心配していたことを示すのに正しい。「impressed by」と「repressed by」はこの文脈では意味が異なる。

 

[37]-2「not all」:

 「not all」(全員が〜ではない)は、議会の一部のメンバーが礼儀正しさのリトリートに参加することを拒否した事実を示すのに適切。「all」と「no」はこの状況を正確には表していない。

 

[38]-1「cover」:

 「cover」(覆い)は、本当の意見の相違を社会的なマナーの「覆い」の下に隠す必要がないという議論を示すのに正しい。「function」と「structure」はこの文脈では不適切である。

 

[39]-2「mask」:

 「mask」(隠す)は、過度な礼儀が深い社会的対立を「隠す」可能性があるという議論を示すのに正しい。「deepen」と「minimize」はこの文脈では意味が異なる。

 

[40]-1「in」:

 「in」(〜の中で)は、権力を持つ人々が批判を避けるために礼儀と関連する概念を利用する方法を示すのに適切。「Of」と「for」はこの文脈では適切な前置詞ではない。

 

[41]-1「dissent」:

 「dissent」(異議)は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが人々を民主的手段である穏やかで愛情のある方法で異議を唱えるように鼓舞した行動を指すのに最も適切です。「company」や「brotherhood」はこの文脈における行動の性質を正確には表していません。

 

[42]-2「fulfill」:

 「fulfill」(果たす)は、公民権運動がアメリカ社会に対してその創立時の約束「すべての人は平等に創造された」を果たすことを目指したことを示すのに適切な動詞です。「fulfilling」と「fulfilled」では、この行動の意図を示すのに必要な能動的なニュアンスが不足しています。

 

[43]-1「disagreement」:

 「disagreement」(意見の相違)は、民主主義が開かれた対話を要求し、その対話が意見の相違から生じるという事実を正確に表しています。「mutual understanding」や「respectful attitudes」は対話の成立条件ではありますが、対話を生み出す根本的な原因ではありません。

 

[44]-1「benefit」:

 「benefit」(利益をもたらす)は、公民権運動がアフリカ系アメリカ人だけでなく、全ての人々に正義を求めるものであったことを示すのに適しています。「fight with」や「flatter」はこの文脈での運動の目的を正確には反映していません。

 

[45]-2「however」:

 「however」(しかしながら)は、非暴力が「正当化」される場合でも、アメリカの多様な人口を結びつける絆を断ち切る可能性があるという考え方を導入するのに適しています。「when」と「since」は、この譲歩的な関係を同じようには表現していません。

 

[46]-2「link」:

 「link」(結びつけるもの)は、礼儀正しさが私たち全員を民主的な対話の中で結びつける絆であるという考えを表すのに適しています。「property」と「factor」はこの文脈での結びつきの性質を正確には表していません。

 

[47]-1「outweighs」:

 「outweighs」(重要性で上回る)は、私たちが意見や信念の違いを超えて互いに尊重する世界を求めるという考えを示すのに適しています。「effaces」と「contrasts」は、この比喩的な意味を持ちません。

 

[48]-3「bother」:

 「bother」(面倒を見る)は、私たちが公共の場で自身の行動規範に従うことを怠る現代の状況を表すのに適しています。「fail」と「wish」は、この文脈での無関心や不作為を示すのに十分ではありません。

 

[49]-1「forgetting」:

 「forgetting」(忘れること)は、私たちがマナーや礼儀を忘れ去り、エラスムスが心配した野蛮人になりつつあるという現代の状況を示すのに適しています。「forging」と「restructuring」は、この喪失を示すのに適切ではありません。

 

[50]-1「allowed」:

 「allowed」(許す)は、市場の価値観が私たちの社会生活に侵入し、従来の対話を通じて何を望むべきかを決定するプロセスを阻害しているという現状を示すのに適しています。「conditioned」と「blocked」は、この侵入の性質を同じようには表現していません。

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