慶應SFC 1997年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[1]-2: 「pertaining」:

解説: この文脈での「pertaining」は「〜に関連する、〜に関する」という意味で使われています。教育システムに関連する革命的なアイデアを指しており、「connecting」と「conforming」よりも、教育に特化した関連性を示すのに適しています。「connecting」は一般的なつながりを、「conforming」は一致や適合を示しますが、ここでは教育の目標に特化した内容を指すため「pertaining」が適切です。

 

[2]-2: 「devoted」:

解説: 「devoted」は「〜に献身する、専念する」という意味で、教育者が子供たちに必要な知識を伝えることに専念している状況を表しています。「opposed」は反対すること、「unaccustomed」は慣れていないことを意味しますが、この文脈では教育者が知識の伝達に専念している様子を表す「devoted」が適切です。

 

[3]-1: 「minimum」:

解説: 「minimum」は「最小限」という意味で、最小限の時間、費用、労力で最大数の子供に最大量の事実を植え付けるという効率性の重視を示しています。「maximum」は最大限を、「loss」は損失を意味しますが、ここでは効率的な学習プロセスの目標を強調するために「minimum」が適切です。

 

[4]-3: 「focuses」:

解説: 「focuses」は「焦点を当てる」という意味で、教室学習が行動よりも思考に焦点を当てるべきであるという文の主張に合致します。「prevails」は支配すること、「touches」は触れることを意味しますが、ここでは学習の焦点について述べているため「focuses」が適切です。

 

[5]-2: 「in fact」:

解説: 「in fact」は「実際に」という意味で、前述の学習プロセスと対照的に思考が学習にとって本質的に重要であることを強調しています。「on the contrary」と「in contrast」も対照を示す表現ですが、文の流れとして新たな事実を提示している点を強調する「in fact」が適切です。

 

[6]-3: 「disappear」:

解説: 広告や洗脳、条件付け学習の効果は、真実に気づくと消え去ることが示されています。「accumulate」は蓄積されることを、「progress」は進歩することを意味しますが、この文脈では真実が明らかになることによって学習効果が消える(disappear)という点が強調されています。

 

[7]-2: 「reduced」:

解説: 「reduced」は減少させる、または縮小させるという意味で、教育におけるマスプロダクトと「ハイアート」の製品の間の差異が減少または消去されたことを指しています。「induced」は引き起こされること、「produced」は生産されることを意味しますが、この文脈では差異が縮小された(reduced)ことが適切です。

 

[8]-3: 「aware」:

解説: 「aware」は意識していることを意味し、学者たちがまだこれらの時間関係を意識しているが、普通の消費者はそうではないことを示しています。「ignorant」は無知であること、「unconscious」は無意識であることを意味しますが、ここでは学者たちが意識している(aware)状態が強調されています。

 

[9]-3: 「refined」:

解説: 「refined」は洗練された、精製されたという意味で、文化的に洗練された公衆に対しても、大衆に対しても一つの製品セットがあるべきだという60年代の文化の要求を反映しています。「responsive」は反応的であることを、「renowned」は有名であることを意味しますが、ここでは洗練された(refined)公衆が適切です。

 

[10]-1: 「react」:

解説: マスメディアに対する新しい反応の仕方を学ばなければならないという文脈で、「react」が適切です。「refer」は参照すること、「return」は返すことを意味しますが、この文脈では反応する(react)ことが求められています。

 

[11]-2: 「would」:

解説: 教育者たちは、メッセージを「読む」方法を教え、批判的な意識を高めることができれば、知的自由と批判的意識の時代に到達するかもしれないと考えていました。「could」と「might」は可能性を示しますが、「would」はより確実な未来の行動や結果を示唆するのに適しています。

 

[12]-2: 「unitary」:

解説: 「unitary」は一元的な、統一されたという意味で、理想の大学が特定の建物や特定の時間に制限されず、どこでも学習が行われるという概念を表しています。「unanimous」は全員一致の、「ubiquitous」は至る所に存在するという意味ですが、ここでは一元的な(unitary)大学が強調されています。

 

[13]-1: 「with」:

解説: 自己のアイデンティティの発見とそれに伴う職業の発見を指しており、「with it」はそれに伴ってという意味で使用されています。「for」と「against」はこの文脈では適切な前置詞ではありません。

 

[14]-1: 「avoid」:

解説: 多くの人々が本来の自己を表現することを避ける(avoid)ことを学んだと述べています。「find」と「expect」はこの文脈では意味が合いません。

 

[15]-3: 「reduction」:

解説: 「reduction」は減少させることを意味し、本物でないもの(phony)をゼロに近づけることを指しています。「reproduction」は再生産、「induction」は導入を意味しますが、ここでは減少(reduction)が適切です。

 

[16]-2: 「out of touch」:

解説: 他の人々と比較して、自分の内面のシグナルに触れられない(out of touch)状態を指しています。「in contact」と「in comparison」はこの文脈では意味が異なります。

 

[17]-3: 「pursuing」:

解説: 「pursuing」は追求することを意味し、学校や教師が目指すべきもう一つの目標として職業の発見を指しています。「revealing」は明らかにすること、「provoking」は刺激することを意味しますが、ここでは追求(pursuing)が適切です。

 

[18]-2: 「publish」:

解説: 私的な電話の会話が新聞に漏れ、公開(publish)されることによって調査が妨げられる状況を説明しています。「print」と「talk」も伝達の方法を示しますが、新聞が情報を公開する(publish)行為がこの文脈で強調されています。

 

[19]-3: 「holdover」:

解説: 「holdover」は過去から残されたもの、または前時代からの遺物を指します。この文脈では、宗教戦争の後に教会と国家が分離され、価値観の議論が教会の関心事とされ、世俗的な学校では他の問題に焦点を当てることになった歴史的背景に言及しています。つまり、価値観の教育が学校の教育から除外されたのは、過去の出来事の「残り物」であることを意味しています。「leftover」は残り物や食べ残しを指し、「turnover」は転換や変更を意味しますが、ここでは適切な表現ではありません。

 

[20]-2: 「well」:

解説: 「well」はこの文脈で「うまく」「適切に」という意味で使用されています。文の意図は、学校が真の哲学や適切に訓練された教師を欠いている現状では、価値観を教えることがない方が「よいかもしれない」ということを示しています。「good」と「fine」は形容詞であり、この文脈での「well」の副詞としての使用には合致しません。特に「well」は、この場合、学校が価値観を教えないことに対する評価や見解を述べる際に適切な選択肢となります。

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