慶應SFC 2022年 総合政策学部 英語 大問3 語法三択解説

[61]-3 governed

解説: 本文では、「governed by increased competition」(増加した競争によって支配される)と述べており、21世紀の国際関係が競争に基づいて形成されることを示しています。「suppressed」(抑圧された)や「restored」(回復された)は、この文脈において競争の増加という主題とは合致しないため、不適切です。

 

[62]-1 emanate from

解説: 「emanate from a nation’s status」(国の地位から発する)という表現は、国の魅力がその戦略的同盟における望ましさを決定することを指しています。「escape into」(逃れる)や「erode away」(浸食される)は、国の地位からの影響力の発散を示すこの文脈には合いません。

 

[63]-1 confrontation

解説: 「collaboration rather than confrontation」(対立ではなく協力)という表現は、冷戦後の世界が直面する新たな課題に対処するために、国々が協力する可能性を示唆しています。「comradery」(仲間意識)や「convergence」(収束)は、この文脈での国際関係の性質を説明するのに不適切です。

 

[64]-3 Specifically

解説: 「Specifically we contend」(具体的には、私たちは主張する)という表現は、著者が21世紀における大国間の競争構造についての論点を明確に提示していることを示しています。「Inadvertently」(不注意に)や「Conversely」(逆に)は、この意図的で明確な議論の進行とは異なるため、不適切です。

 

[65]-3 overshadow

解説: 「India’s population size and status as a global telecommunications hub will see its power overshadow」(インドの人口規模と世界的な通信ハブとしての地位が、その力を他国よりも優位にするだろう)は、インドが他の中堅国よりも影響力が大きくなるという予測を述べています。「reabsorb」(再吸収する)や「supplement」(補う)は、この文脈での力の相対的な増加を表すには不適切です。

 

[66]-3 paradigm

解説: 「SoftPower paradigm」(ソフトパワーのパラダイム)という表現は、国際関係におけるソフトパワーの理論的枠組みを指しています。「paranoia」(偏執病)や「paradox」(逆説)は、戦略的同盟の概念を説明するこの文脈には適していません。

 

[67]-2 over

解説: 「hold greater sway over a giant」(巨人に対してより大きな影響力を持つ)という表現は、複数国の同盟が単独ではなく集団として大国に影響を及ぼす能力を持つことを指しています。「under」(下で)や「around」(周囲に)は、この力の動向を示すのに不適切です。

 

[68]-3 shifting sands

解説: 「shifting sands」(移り変わる状況)は、国際関係の不安定性と変化の速さを象徴しており、新たな同盟が形成される背景を説明しています。「fads」(一時的流行)や「gears」(歯車)は、この文脈の不確実性や流動性を表すのには不適切です。

 

[69]-3 breath

解説: 「drawing its last breath」(最後の息を引き取る)という表現は、ソビエト連邦の崩壊が間近であることを示しています。「picture」(絵)や「arrow」(矢)は、この文脈での歴史的瞬間の終焉を表現するには適切ではありません。

 

[70]-1 Given

解説: 「Given that the post-Cold War era would rest on cooperation」(冷戦後の時代が協力に基づくという前提で)は、ソフトパワーの概念がどのようにして他国との協力関係を築くために利用されるかを説明しています。「Ignoring」(無視して)や「Afraid」(恐れて)は、この前提とその結果を説明するこの文脈には合致しません。

 

[71]-3 legitimate

解説: 「make its power seem legitimate」(その力を正当なものとして見せる)という表現は、ソフトパワーが外交政策に対する抵抗を減少させる方法を説明しています。「impotent」(無力な)や「monotonous」(単調な)は、この文脈での力の認知や受容に関する議論には不適切です。

 

[72]-3 roadmap

解説: 「a roadmap」(道筋)という表現は、ナイの元の本文がアメリカが世界の再編成時にどのように進むべきかを指南するための指針であることを示しています。「lifeboat」(救命ボート)や「password」(パスワード)は、この指導的な役割を表すのには不適切です。

 

[73]-1 Consequently

解説: 「Consequently」(その結果として)は、ソフトパワーを通じたアメリカのアプローチが世界をどのように変えるかという結果を導き出しています。「Superficially」(表面的に)や「Indignantly」(憤慨して)は、この結果の説明には不適切です。

 

[74]-3 immense

解説: 「immense influence」(莫大な影響)は、ソフトパワーが世界中の政策立案者に与えた影響の大きさを表しています。「antagonistic」(敵対的な)や「equivocal」(曖昧な)は、この影響の性質を説明するのに不適切です。

 

[75]-2 taken

解説: 「Most taken with the SoftPower concept」(ソフトパワーの概念に最も魅了された)は、オバマ政権がソフトパワーに大きく依存したことを示しています。「unsettled」(不安定な)や「upset」(動揺した)は、この受容の度合いを表すのには不適切です。

 

[76]-1 practical

解説: 「practical limitations of Soft Power」(ソフトパワーの実践的な限界)は、ソフトパワーが直面する実際の障害を指しています。「personal」(個人的な)や「commercial」(商業的な)は、この文脈でのソフトパワーの課題を表すのには不適切です。

 

[77]-1 proclamation

解説: 「proclamation」(宣言)は、オバマがイスラム世界との新たな関係を築こうとした際の公式な発言を指しています。「application」(適用)や「fabrication」(捏造)は、この宣言の性質を正確に反映していないため、不適切です。

 

[78]-1 magnified

解説: 「magnified by Russia’s effective use of Hard Power」(ロシアのハードパワーの効果的な使用によって拡大された)は、ソフトパワーとハードパワーの対比を強調しています。「repeated」(繰り返された)や「lauded」(称賛された)は、この増幅された対立を表すのには不適切です。

 

[79]-2 brutal

解説: 「overseeing a brutal war」(残酷な戦争を監督して)は、プーチンがシリアで行った軍事行動の性質を表しています。「rhetorical」(修辞的な)や「moral」(道徳的な)は、この文脈での戦争の記述には合いません。

 

[80]-2 predict

解説: 「The SoftPower model would predict」(ソフトパワーモデルは予測するだろう)は、ロシアが国際的な地位を失うという期待を示していますが、実際にはその逆が起こりました。「assure」(保証する)や「reject」(拒絶する)は、この予測の結果としてのロシアの地位に関する議論には不適切です。

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