慶應SFC 2021年 総合政策学部 英語 大問3 語法三択解説

– [61]-3: culminated in

 

【解説】

[61]「culminated in」は、「産業革命後に大規模企業構造の創造に至った」という意味で、長期にわたる労働の集中化と多様化のプロセスが一つの高点に達したことを示しています。選択肢1「extended beyond」(超えた)と2「originated from」(由来する)では、このプロセスの終結や成果に重点を置いた表現が不足しています。

 

– [62]-1: ill-equipped

 

【解説】

[62]「ill-equipped」は、新しい環境や課題に対応するための準備が不十分であることを意味します。これは、過去の適応特性が現在の環境に適さなくなっている生物の状況を正確に反映しています。選択肢2「well-equipped」(十分に装備されている)と3「over-equipped」(過剰に装備されている)は、文脈にそぐわないため不正解です。

 

– [63]-3: cumulative

 

【解説】

[63]「cumulative」は、進化が時間をかけて累積するプロセスであることを指し、急激な環境変化による不一致が生じやすいことを示しています。選択肢1「comprehensive」(包括的)と2「revolving」(回転する、繰り返す)では、進化の累積的な性質を表すのに適していません。

 

– [64]-2: Further

 

【解説】

[64]「Further」は、人類の脳のサイズが長期間にわたって安定していることを「さらに」説明しており、石器時代の心を現代の頭蓋骨に宿している可能性を示唆しています。選択肢1「Later」(後に)と3「Rather」(むしろ)では、この点を強調するのに不適切です。

 

– [65]-2: pleasure

 

【解説】

[65]「pleasure」は、人間が脂肪や糖の味に反応して感じる喜びを指し、祖先がこれらの食物を迅速に消費した進化的理由を説明しています。選択肢1「ambivalence」(曖昧さ)と3「curiosity」(好奇心)では、この反応の性質を適切に表していません。

 

– [66]-3: perpetually

 

【解説】

[66]「perpetually」は、過去において脂肪や糖が希少であったことと、現代においてこれらが容易に入手可能であることとの対比を強調しています。選択肢1「seldom」(めったに~ない)と2「barely」(かろうじて)は、この対比を表現するには不十分です。

 

– [67]-2: Needless to say

 

【解説】

[67]「Needless to say」は、「言うまでもなく」という意味で、現代の環境変化が人間だけでなく他の種にも影響を及ぼしていることを強調しています。選択肢1「Otherwise」(それ以外に)と3「On the contrary」(それどころか)では、この自明の事実を同じくらい強調していません。

 

– [68]-1: pertain to

 

【解説】

[68]「pertain to」は、「関連する」という意味で、現代の組織におけるリーダーシップの選択と機能が不一致にどのように影響を受けるかを示しています。選択肢2「refrain from」(控える)と3「conspire with」(共謀する)では、この関係性を正確に表現していません。

 

– [69]-3: from

 

【解説】

[69]「from」は、過去の狩猟採集社会から現代のリーダーシップがどのように発展したかを調べる際の出発点を示しています。選択肢1「into」(~の中へ)と2「upon」(~の上に)は、この過去からの洞察を得るプロセスを示すのに適切ではありません。

 

– [70]-1: embark on

 

【解説】

[70]「embark on」は、「着手する」という意味で、特定の活動にリーダーが取り組むことを示しています。選択肢2「depart from」(逸脱する)と3「brush off」(無視する)では、この取り組みの開始を表現するのに適していません。

 

– [71]-3: a temporary

 

【解説】

[71]「a temporary」は、リーダーシップが活動ごとに一時的に選出されることを意味しています。選択肢1「an enduring」(持続する)と2「a sporadic」(散発的な)では、この一時性を同様に示していません。

 

– [72]-1: “derailed”

 

【解説】

[72]「”derailed”」は、能力があるにもかかわらず失敗する管理者を指す言葉です。選択肢2「”legendary”」(伝説的な)と3「”overpaid”」(過剰報酬の)では、この失敗の性質を正確に表していません。

 

– [73]-2: families

 

【解説】

[73]「families」は、過去の狩猟採集社会が親密な家族のような関係性に基づいていたことを示しています。選択肢1「circles」(輪)と3「businesses」(ビジネス)では、この密接な結びつきを同じくらい強調していません。

 

– [74]-2: reciprocity

 

【解説】

[74]「reciprocity」は、人々がお互いに助け合い、その恩を返すという公平性と相互依存性の原則を示しています。選択肢1「intelligibility」(理解しやすさ)と3「popularity」(人気)では、この相互作用の性質を正確に捉えていません。

 

– [75]-1: identify

 

【解説】

[75]「identify」は、カリスマ的リーダーシップが、追随者が集団とその目標に自己同一化することを促すプロセスを指しています。選択肢2「dispense」(分配する)と3「compete」(競う)では、この自己同一化のプロセスを示すのに適していません。

 

– [76]-2: personalized

 

【解説】

[76]「personalized」は、リーダーが追随者との親密な関係を築くことを通じて効果的であることを示しています。選択肢1「publicized」(公表された)と3「proclaimed」(宣言された)では、この個人的なアプローチを同じように示していません。

 

– [77]-3: minds

 

【解説】

[77]「minds」は、現代の組織において人々がリーダーの役割とその人物を区別するのに苦労していることを示しています。選択肢1「employers」(雇用者)と2「services」(サービス)では、この区別の問題を示すのに適していません。

 

– [78]-1: multilayer

 

【解説】

[78]「multilayer」は、現代の組織が複数層の階層構造を持っていることを示し、人々がそれを理解するのに苦労していることを意味しています。選択肢2「faltering」(ためらう)と3「bilateral」(二国間の)では、この複雑性を示すのに適していません。

 

– [79]-3: versatility

 

【解説】

[79]「versatility」は、リーダーが多様な、時には競合する役割を果たす能力がリーダーシップの効果性と関連していることを示しています。選択肢1「responsibility」(責任)や2「ingenuity」(独創性)では、この多様性を同じように示していません。

 

– [80]-1: failure

 

【解説】

[80]「failure」は、多くの上級マネージャーの高い失敗率に貢献する可能性があることを示しています。選択肢2「transfer」(転勤)や3「promotion」(昇進)では、この失敗率への貢献を同じように示していません。

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