慶應SFC 2003年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[31]-2: “However”:

解説: この文脈では、「しかし」の意味で使われ、コーヒーをカップに注ぐという行為について、我々が通常意識しない、カップが非多孔性容器であるという認識について対比を示しています。”Thereby”(それによって)と”Furthermore”(さらに)はこの場合の文脈に合いません。

 

[32]-1: “filters”:

解説: この文脈では、学習機構が経験を「フィルタリング」し、生物が環境の特定のイベントに注意を払うように導くことを意味しています。”elicits”(引き出す)と”blocks”(ブロックする)はこの文脈では不適切です。

 

[33]-3: “predictions”:

解説: 我々がコーヒーマグなどのオブジェクトについて持つ先天的な学習機構により、その振る舞いについての予測を立てることができると述べています。”criticisms”(批判)と”acknowledgments”(承認)はこの文脈では適切ではありません。

 

[34]-1: “argue”:

解説: ジャン・ピアジェの研究を紹介し、彼が提唱した乳児が物の恒常性(オブジェクトパーマネンス)を欠いているという主張を説明しています。”arguing”と”the argument”は文脈に合わない形式です。

 

[35]-3: “build on”:

解説: 子供たちは見たり触れたり動かしたりする経験を基に物の知識の領域を構築すると述べています。”dispense with”(廃止する)と”account for”(説明する)はこの文脈では不適切です。

 

[36]-1: “at an earlier age than”:

解説: ここでは、物に関する理解をより早く獲得するという文脈で使われています。”at about the same age as”と”at a later age than”はこの文脈では適切ではありません。

 

[37]-2: “In contrast”:

解説: 先天的な機構が作用している場合、多様な経験は物の知識の原則にあまり影響を与えないと対比しています。”Thus”(それゆえに)と”In addition”(さらに)はこの場合の文脈に合わない選択肢です。

 

[38]-1: “what”:

解説: ここでは、乳児が経験したことから期待される以上に洗練された物の知識を持っていることを示唆しています。”that”と”which”はこの文脈では不適切です。

 

[39]-3: “measure”:

解説: 乳児が持つ知識の尺度として、リーチング(手を伸ばす行動)を使うことの問題点を指摘しています。”exercise”(運動)と”example”(例)はこの文脈では適切ではありません。

 

[40]-3: “require”:

解説: この研究方法ではリーチングや言語を必要とせず、私たちが興味を持つイベントに対して長く見つめるという事実に基づいています。”facilitate”(容易にする)と”permit”(許可する)はこの文脈では不適切です。

 

[41]-2: “pulled off”:

解説: マジシャンがトリックを成功させる(pull off)方法について観客がどのように反応するかを述べています。”pushed away”(押しのける)と”kept up”(維持する)はこの文脈では不適切です。

 

[42]-2: “violated”:

解説: マジシャンのトリックが私たちの期待を破る(violate)ことで私たちが反応すると述べています。”met”(満たされる)と”supported”(支持される)はこの文脈では適切ではありません。

 

[43]-3: “not surprised”:

解説: ハチドリが空中で静止する能力について、それが翼の動きの速さによるものであるため驚かないと述べています。”intrigued”(興味を持つ)と”surprised”(驚く)はこの文脈では不適切です。

 

[44]-1: “generally”:

解説: 期待に反する出来事を目の当たりにしたとき、私たちが注目すると一般的に述べています。”specifically”(具体的に)と”importantly”(重要なことに)はこの文脈では適切ではありません。

 

[45]-1: “consistent with”:

解説: 期待に合致する(consistent with)出来事は、期待に反する出来事よりも注意を引くことが少ないと述べています。”inconsistent with”(一致しない)と”irrelevant to”(関係ない)はこの文脈では不適切です。

 

[46]-2: “In other words”:

解説: ブロックの後ろに隠されたスクリーンの動きに対する乳児の期待について説明しています。”Conversely”(逆に)と”In this respect”(この点で)はこの文脈では不適切です。

 

[47]-3: “violation”:

解説: スクリーンがブロックを通り抜けるマジックトリックは物理的原則に反する(violation)と述べています。”identity”(同一性)と”conformity”(一致)はこの文脈では適切ではありません。

 

[48]-2: “lack”:

解説: ピアジェが主張したように、3~4か月の乳児が物の恒常性を理解していない場合、マジックトリックは彼らにとって魔法ではないと述べています。”exhibit”(示す)と”possess”(持つ)はこの文脈では不適切です。

 

[49]-2: “a novel”:

解説: 乳児が期待するよりもスクリーンが180度未満で回転するという新しい(novel)回転を示す実験条件を説明しています。”an expected”(期待される)と”a rapid”(急速な)はこの文脈では不適切です。

 

[50]-1: “longer”:

解説: 乳児が物理的原則に反する出来事、つまりマジックトリックに対して長く見つめる(look longer)と述べています。これは、彼らが物の恒常性について何らかの理解を持っていることを示唆しています。”shorter”(より短く)と”more vaguely”(よりあいまいに)はこの文脈では適切ではありません。

AO入試・小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「AO入試、どうしたらいいか分からない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(毎日学習会の代表林が相談対応させていただきます!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です