慶應SFC 2005年 総合政策学部 英語 大問1 語法三択解説

[1]-2: Unfortunately

解説: 「Unfortunately」は「残念ながら」という意味です。言語が広範囲の機能を果たさないと、それが機能を果たす能力がないと考える人が出るという事実を表しています。これは、言語の役割に対する誤解や偏見を示唆しており、「Unfortunately」が適切です。「Fortunately」は「幸いにも」、「Hopefully」は「願わくば」という意味で、この文脈では否定的な結果を指しているため、「Unfortunately」が正しい選択です。

 

[2]-1: indigenous

解説: 「indigenous」は「土着の」という意味です。ニュージーランドの先住民族の言語であるマオリ語を指しています。「Inevitable」は「避けられない」、「Institutional」は「制度上の」という意味ですが、マオリ語がニュージーランドの固有の言語であることを指すのに「indigenous」が適しています。

 

[3]-2: make up

解説: 「make up」は「占める」という意味です。ニュージーランド人口の約12%がマオリ人であることを表しています。「come out」は「現れる」、「sum up」は「要約する」という意味ですが、人口比率を指すのに「make up」が正しい選択です。

 

[4]-3: as a result

解説: 「as a result」は「その結果」という意味で、政治、教育、放送の分野でのマオリ語の使用促進の結果として、マオリ語がニュージーランドの公用語になったことを示しています。「by the way」は「ところで」、「in addition」は「加えて」という意味ですが、結果を表すのに「as a result」が適しています。

 

[5]-1: make

解説: 「make」は「~をする」という意味で、ここではマオリ語が言語としての機能において不十分であるという点を主張しようとする試みを表しています。「see」は「見る」、「show」は「示す」という意味ですが、主張を「する」ために「make」が使われます。

 

[6]-2: on the other hand

解説: 「on the other hand」は「一方で」という意味で、英語が他の言語から語彙を取り入れることで新しいアイデアを表現する柔軟性を持っているという点を対照的に示しています。「on the one hand」は「一方」、「On top of that」は「その上で」という意味ですが、対比を示すのに「on the other hand」が正しい選択です。

 

[7]-1: preferred

解説: 「preferred」は「好まれる」という意味で、特定の機能のために他の言語が選ばれる理由として、ある言語の構造的特徴が問題視される場合があることを指しています。「provoked」は「挑発された」、「supported」は「支持された」という意味ですが、選好を表すのに「preferred」が適しています。

 

[8]-2: As with

解説: 「As with」は「~と同様に」という意味で、マオリ語と同じようにロマンシュ語にも生活のさまざまな領域で使用を増やそうとする動きがあったことを示しています。「As for」は「~に関しては」、「As regards」は「~に関して」という意味ですが、比較を示すのに「As with」が適しています。

 

[9]-2: push

解説: 「push」は「推進する」という意味で、ロマンシュ語を使用領域を増やそうとする試みを表しています。「play」は「遊び」、「pick」は「選ぶ」という意味ですが、積極的な取り組みを指すのに「push」が正しい選択です。

 

[10]-1: instead

解説: 「instead」は「その代わりに」という意味で、ロマンシュ語がドイツ語のように単語を合成するのではなく、フレーズを使ってアイデアを組み合わせる方法を示しています。「furthermore」は「さらに」、「additionally」は「加えて」という意味ですが、代替手段を指すのに「instead」が適しています。

 

[11]-3: implication

解説: 「implication」は「暗示」という意味で、特定の言語で核物理学を議論できないという主張が、他の言語がその言語より優れていることを暗示しているという考えを示しています。「objection」は「反対」、「inclination」は「傾向」という意味ですが、暗示される意味を指すのに「implication」が正しい選択です。

 

[12]-3: telling

解説: 「telling」は「説得力のある」という意味で、一見、非常に有効な議論であるかのように見えることを示しています。「saying」は「言うこと」、「speaking」は「話すこと」という意味ですが、議論の影響力を指すのに「telling」が適しています。

 

[13]-2: inherent

解説: 「inherent」は「固有の」という意味で、この意見が言語の歴史に起因する特徴と言語の固有の属性を混同していることを指摘しています。「insistent」は「強硬な」、「initial」は「初期の」という意味ですが、言語の本質的な特性を指すのに「inherent」が正しい選択です。

 

[14]-2: absurd

解説: 「absurd」は「馬鹿げた」という意味で、マオリ語が核物理学を議論できないという主張が馬鹿げていることを示しています。「assertive」は「自信を持って主張する」、「appropriate」は「適切な」という意味ですが、主張の不合理性を指摘するのに「absurd」が適しています。

 

[15]-1: demands

解説: 「demands」は「要求」という意味で、英語が新しい分野やトピックを議論するために語彙を拡張した方法を指しています。「supply」は「供給」、「necessity」は「必要性」という意味ですが、新しい要求に応えるための語彙の拡張を指すのに「demands」が適しています。

 

[16]-3: no

解説: 「no」は「全く~ない」という意味で、言語が語彙を発展させる唯一の方法が他の言語からの借用ではないことを示しています。「all」は「すべて」、「some」は「いくつか」という意味ですが、否定を強調するのに「no」が正しい選択です。

 

[17]-2: put off

解説: 「put off」は「萎えさせる」という意味で、過度な借用が聴衆に不快感を与える可能性があることを示しています。「put on」は「装う」、「pulled off」は「成功させる」という意味ですが、聴衆が遠ざけられることを指すのに「put off」が適しています。

 

[18]-3: across

解説: 「across」は「伝える」という意味で、キケロがラテン語で哲学的な概念をどのように表現したかを示しています。「away」は「離れて」、「down」は「記録する」という意味ですが、アイデアを伝える行為を指すのに「across」が適しています。

 

[19]-1: coined

解説: 「coined」は「造語する」という意味で、キケロがギリシャの概念に対応する新しいラテン語の単語を作り出したことを示しています。「depicted」は「描写した」、「designated」は「指定した」という意味ですが、新しい単語の創造を指すのに「coined」が適しています。

 

[20]-2: unlikely

解説: 「unlikely」は「ありそうもない」という意味で、マオリ語やロマンシュ語が科学や外交の国際言語になる可能性が低いことを示しています。「likely」は「ありそうな」、「inclined」は「傾向がある」という意味ですが、可能性の低さを指摘するのに「unlikely」が正しい選択です。

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