慶應SFC 1998年 総合政策学部 英語 大問2 語法三択解説

[1]-2 : “with”

解説: “with”は、人々が異なる程度のリテラシー(読み書き能力)を持っていることを指す前置詞として適切です。”for”や”because”はこの文脈では意味が合わないため不正解です。”for”は理由を説明する際に使われ、”because”はある事象が発生する原因を説明する際に使われますが、ここでは比較の意味合いで使われているので不適切です。

 

[2]-2 : “however”

解説: “however”は、先行する文の内容に反論または例外を示す接続詞として使用され、非識字者が口頭や視覚伝達に依存しているが、それによって得られる知識が異なるという点を強調しています。”therefore”は結果を示すため、”on the contrary”は反対の意見を示すために使われますが、この文脈では「しかし」の意味で”however”が適切です。

 

[3]-1 :”benefit from”

解説: “benefit from”は、識字文化に住む非識字者がその文化から恩恵を受ける可能性があることを示す表現です。”be prevented from”や”resist”はこの文脈での非識字者の立場を表すには否定的すぎるため不適切です。

 

[4]-3 : “a prerequisite”

解説: “a prerequisite”はラジオの発明において識字能力が必要不可欠であったことを指し、操作にはそれが明確に必要ではなかったことを示しています。”a side effect”や”an outcome”は、発明の直接的結果ではなく、必要条件を表すためには不適切です。

 

[5]-3 : “gaining”

解説: “gaining”は、文化的な知識や情報へのアクセスを得る能力を示すのに適切な表現です。”deriving”や”manipulating”は、この文脈での知識へのアクセスを得る行為を表すには、それぞれ意味が限定的すぎるまたは不適切です。

 

[6]-1 : “crucial”

解説: “crucial”は、中国語のような表意文字を学ぶにあたって基本形の記憶が非常に重要であることを示しています。”marginal”や”irrelevant”は、学習過程での基本形の重要性を過小評価するため不適切です。

 

[7]-3 : “laid out”

解説: “laid out”は、手紙などの書類が特定の形式で整理されることを意味し、ここでは正式な始まりと終わりを持つ文書の形式を指しています。”put out”や”put forward”は、この文脈での文書の形式や配置を指すには適切な表現ではありません。

 

[8]-2 : “takes on”

解説: “takes on”は、各構成要素が特定の形式を採用することを示し、文書やその部分が特定の規則や形式に従うことを意味します。”takes after”や”takes in”は、この文脈での形式や構造の採用を表すには不適切です。

 

[9]-1 : “operates as”

解説: “operates as”は、書かれた言語が独立した登録手段として機能することを示しています。”addresses”や”defines”は、この文脈での書かれた言語の機能を説明するのに不適切です。

 

[10]-1 : “restricted”

解説: “restricted”は、書かれた言語の文脈が非常に限定されていることを示し、明確な表現や正確なジャンル、文法、句読点が求められる理由を説明しています。”redundant”や”reserved”は、この文脈での制限の度合いを示すには適切ではありません。

 

[11]-3 : “more”

解説: “more”は、書き言葉による構成や個々の項目のグルーピングが口頭言語よりも自由に行われることを示しています。”equally”や”less”は、書き言葉におけるこの自由度を表すには不適切です。

 

[12]-2 : “consolidation”

解説: “consolidation”は、リスト作成が項目を明確なカテゴリーに分類し、各項目に位置を与えることを意味し、思考や情報の整理に貢献します。”contextualization”や”contradiction”は、リスト作成の目的や効果を説明するには適切ではありません。

 

[13]-2 : “whether”

解説: “whether”は、書かれた情報の保存方法が多岐にわたる可能性を示しており、”whatever”や”whichever”よりもこの文脈での選択肢の広がりを適切に表現しています。

 

[14]-3 : “Physical”

解説: “Physical”は、読み聞かせが物理的な聴衆の前で行われることを指し、初期の識字における共通の特徴を示しています。”Physiological”や”Virtual”は、この文脈での聴衆の性質を正確に表していません。

 

[15]-1 : “birth”

解説: “birth”は、書かれた言語の再読み込みが技術的な意味での歴史の起源に寄与したことを示しています。”impetus”や”way”は、この文脈での歴史の発生を示すのに適切ではありません。

 

[16]-1 : “holistic”

解説: “holistic”は、辞書や図書館の利用など、情報の選択的な取り出しに関わる手法を示し、読者がテキストを全体的に捉える能力を表しています。”haphazard”や”Selective”は、この文脈での情報の取り扱いを正確に表していません。

 

[17]-2 : “cultivation”

解説: “cultivation”は、批判的な思考や懐疑主義の発展を促す書かれたテキストの慎重な閲覧から生じるプロセスを示しています。”reconsideration”や”evaluation”は、批判や懐疑主義の発展を直接的に示すのには限定的です。

 

[18]-2 : “in its turn”

解説: “in its turn”は、テキストの比較と評価から生じる知識の蓄積が将来的な参照のために保存されることを示しています。”in this respect”や”as it turns out”は、この連続したプロセスを示すのに適切ではありません。

 

[19]-3 : “independent of”

解説: “independent of”は、図書館に保存された知識が特定の人間の教師から独立していることを示しています。”inaccessible to”や”associated with”は、この知識の客観性を表すのに適切ではありません。

 

[20]-1 : “enhanced”

解説: “enhanced”は、識字によって計画行動が大幅に向上することを示しています。”escalated”や”elevated”は、計画行動の改善を示すのには強すぎるか、文脈に合わないため不適切です。

AO入試・小論文に関するご相談・10日間無料添削はこちらから

「AO入試、どうしたらいいか分からない……」「小論文、添削してくれる人がいない……」という方は、こちらからご相談ください。
(毎日学習会の代表林が相談対応させていただきます!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です