慶應SFC 2024年 環境情報学部 英語 大問1 内容一致解説

[41] Which of the following is likely an example of the kind of errors described in this article?

1. making up or tampering with data
2. misinterpreting another author’s text
3. deciding to exclude contrary evidence
4. forgetting to capitalize your own name

・正答: 4

・正答の理由: 記事は、誤字がどのように文章の意図を損なうかに焦点を当てており、「自分の名前を大文字で始めるのを忘れる」は誤字の一例として挙げられている。これは、意図せずに起こる小さなミスであり、記事で説明されているような誤字に該当する。

・不正解の理由:

1: 記事では、データの捏造や改ざんについては触れられておらず、誤字の文脈とは異なる。

2: 他の著者のテキストの誤解は、誤字というより解釈の問題であり、記事の主題とは異なる。

3: 逆説的な証拠を除外することは、誤字に関するものではなく、研究や議論の文脈で考えられる問題である。

[42] What is the most likely meaning of the word “pass” in paragraph 1?

1. to meet the requirements of an exam
2. to be eliminated from a range of choices
3. to be relayed from one person to another
4. to move ahead of the competition

・正答: 2

・正答の理由: “pass” pileという表現は、履歴書が選考から除外されることを意味しており、記事中で誤字が原因で意図された結果を得られない状況を説明する際に使われている。

・不正解の理由:

1: 試験の要件を満たすという意味はこの文脈には当てはまらず、誤字の結果としての「除外」に直接関連しない。

3: 人から人へ伝達されるという意味は、履歴書が選考から除外される文脈とは一致しない。

4: 競争を抜け出すという意味も、誤字による否定的な結果を指しているわけではない。

[43] According to the passage, it is easy for us to overlook mistakes in our own writing because

1. our brain already has an image of the writing that it is reviewing.
2. our brain does not have enough capacity to check texts carefully.
3. we are used to reading things written by others, not ourselves.
4. we do not spend enough time on rereading what we’ve written.

・正答: 1

・正答の理由: 私たちが自分の書いたものを校正する際、脳はすでに文章の意味を知っているため、画面上の内容と頭の中にあるバージョンとが競合し、誤字を見落としやすくなると記事では説明されている。

・不正解の理由:

2: 脳がテキストを注意深くチェックする容量が不足しているわけではなく、脳の処理方法が原因で誤字を見落とす。

3: 自分自身のものではなく他人の書いたものを読むことに慣れているからではなく、自分の意図した意味が頭にあるために見落とす。

4: 十分な時間をかけて読み返していないからではなく、脳が意味を予期しているために細部を見落とす。

[44] What did the study by Stafford and his collaborator indicate about touch typists?

1. They subconsciously slow their typing speed when they are about to make errors.
2. They make more typos when their keyboards and screens are hidden from view.
3. They can make moderate corrections to their finger movements while they type.
4. They may sometimes drive to a familiar location instead of their destination.

・正答: 1

・正答の理由: タッチタイピストは誤りを犯す直前に無意識のうちにタイピング速度を遅くすることがあり、これは脳が思考を文字に変換する過程に慣れているために、小さな誤りでも警告すると記事で説明されている。

・不正解の理由:

2: キーボードと画面を覆った状態でのタイピングが誤字の原因ではなく、誤りを予期する脳の能力について述べている。

3: 指の動きを中程度に修正することができるという点は、記事で特に強調されているわけではなく、誤りを感知する直前の脳の反応に焦点を当てている。

4: 馴染みのある場所への運転と誤字の検出は直接関連していない。

[45] Which of the following methods of improving proofreading effectiveness is consistent with the advice in paragraph 6?

1. imagining you have read the text repeatedly already
2. practicing touch typing difficult words and phrases
3. changing the typeface of all the text in your document
4. reading the words aloud as you check the draft of the text

・正答: 3

・正答の理由: 文書の書体を変更することは、校正の効果を高めるために作業を見慣れないものにするというアドバイスに一致しており、脳が最初に読むことを装うのを助けると記事で提案されている。

・不正解の理由:

1: すでに何度もテキストを読んでいると想像することは、脳をだますための提案された方法とは逆である。

2: タッチタイピングの難しい単語やフレーズの練習は、校正プロセスとは直接関係がない。

4: テキストを声に出して読むことは、脳をだますための方法として提案されているわけではなく、書体の変更とは異なるアプローチである。