慶應SFC 2019年 環境情報学部 大問1 語法三択解説

[31]-3 “took hold”:

この選択肢が正しい理由は、”took hold”が「定着する」や「広まる」という意味であり、文脈に沿っています。”grabbed on”や”ran loose”では、「握りしめる」や「放たれる」という意味合いがあり、この文脈でのオフィスの設計思想の普及という意味を正確に伝えられません。

 

[32]-1 “roughly”:

“roughly”は「大体」や「約」という意味で、ここではアメリカの労働者がオープンプランオフィスで働いていた割合を表しています。”smoothly”は「滑らかに」、”moderately”は「適度に」という意味で、数値の割合を示すこの文脈には適していません。

 

[33]-2 “aspect”:

“aspect”が正しい理由は、オープンオフィスへの移行に関する研究で評価された全ての「側面」や「面」について話しているからです。”trial”や”instance”は、この文脈での測定や状況の具体例を指す言葉としては不適切です。

 

[34]-2 “dose”:

“psychological privacy”と仕事の満足度やパフォーマンスとの関係を説明する際に、”a healthy dose”(健康的な量)が適切です。”measurement”や”sample”は、この心理的な効果を量る文脈では使われません。

 

[35]-2 “With”:

“lack of privacy”に続く問題として騒音が挙げられているため、”With”(~とともに)が連続する問題を紹介する接続詞として正しいです。”Beside”や”Upon”は、この文脈における関係性を正確に表現していません。

 

[36]-1 “hindered”:

騒音がパフォーマンスに与える悪影響を示すために、”hindered”(妨げる)が適切です。”improved”は改善するという意味で逆の効果を示し、”accompanied”は伴うという意味で、この文脈では不適切です。

 

[37]-3 “downsides”:

人工光の負の側面を指摘しているため、”downsides”(欠点)が正しい選択肢です。”undertones”や”outcomes”は、この文脈で指摘されている具体的な問題点を正確に表現していません。

 

[38]-1 “pronounced”:

性格タイプによる反応の違いを強調しているため、”pronounced”(顕著な)が適切です。”inspirational”や”entertaining”は、この文脈での性格差の影響を説明するための言葉としては不適切です。

 

[39]-2 “Although”:

カフェインの効果を議論しており、その利点と限界の両方を示しているため、譲歩を表す”Although”が適切です。”Because”や”When”は、この文脈での複雑な関係性を正確に表現するには不十分です。

 

[40]-3 “hunting for”:

オフィス経験を改善しようとする努力を表現しているため、”hunting for”(探し求める)が正しい選択肢です。”shooting down”や”climbing up”は、この文脈での積極的な改善探求を表すには不適切です。

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