慶應SFC 1996年 総合政策学部 英語 大問2 語法三択解説

[1]-1: 「changes」

解説: 神話や聖典のテキストは、文化や言語が変化しても、何世紀にもわたって意味を持ち続けます。選択肢「consistency」は一貫性、「disappearance」は消失を意味しますが、文化や言語の「変化(changes)」にもかかわらずテキストが意味を持ち続けることがポイントです。

 

[2]-3: 「recover」

解説: テキストの正しい解釈を「回復(recover)」することが、問題提起されています。「repeat」は繰り返し、「reinforce」は強化を意味しますが、ここでは元の文脈での意味を回復することが議論の焦点です。

 

[3]-2: 「reduced」

解説: テキストの意味がテキスト内にあるという考えを拒否した場合、「減少させられる(reduced)」ことを意味します。「opposed」は反対される、「prohibited」は禁止されるを意味しますが、個々の解釈に「減少させる」ことが適切です。

 

[4]-1: 「favor」

解説: 相対主義的な個人的主観反応への訴えの「支持(favor)」です。「spite」はにもかかわらず、「terms」は条件を意味しますが、ここでは現実の意味に対する「支持」が正しい選択です。

 

[5]-2: 「outside」

解説: 意味をテキスト「外部(outside)」に位置づける者と、解釈プロセスに基づく意味の見方の間の議論が存在します。「within」は内部に、「of」は…のもの、を意味しますが、解釈プロセスに基づく意味の見方が議論されています。

 

[6]-3: 「decontextualize」

解説: テキストを完全に「文脈から切り離す(decontextualize)」ことが目標です。「contextualize」は文脈化する、「decorate」は装飾するを意味しますが、テキストを文脈から切り離すことが議論されています。

 

[7]-3: 「insists」

解説: ガダマーは、テキストの読み取りや聞き取りが解釈を通じてそれに意味を「与える(insists)」行為であることを強調します。「denies」は否定する、「questions」は疑問を呈するを意味しますが、解釈を通じて意味を与える行為がポイントです。

 

[8]-2: 「interact」

解説: 伝統と解釈がどのように「相互作用する(interact)」かについて議論されています。「complicate」は複雑にする、「separate」は分離するを意味しますが、相互作用することが議論されています。

 

[9]-1: 「learned」

解説: 言語は解釈の活動を通じて「学ばれる(learned)」とされています。「forgotten」は忘れられる、「intervened」は介入されるを意味しますが、学習するプロセスがポイントです。

 

[10]-1: 「history」

解説: 個人が生きる家族、社会、そして「歴史(history)」の中で自己理解を得ることが議論されています。「state」は状態、「psychology」は心理学を意味しますが、歴史の中での自己理解がポイントです。

 

[11]-2: 「more」

解説: 個人の偏見が、その人の判断よりも「より多く(more)」その人の歴史的現実を構成することが議論されています。「less」はより少なく、「later」は後でを意味しますが、偏見が多く影響することがポイントです。

 

[12]-2: 「inability」

解説: 我々の存在の本質的な歴史性が、我々が自分自身を完全に理解することができない「不可能性(inability)」の原因であることが議論されています。「competence」は能力、「tendency」は傾向を意味しますが、不可能性がポイントです。

 

[13]-1: 「with」

解説: 我々の文化的背景によって我々の存在の性質が決定され、「それ(with it)」を言語で完全に明確にすることはできないことが議論されています。「since」は以来、「before」は前にを意味しますが、それとの関係がポイントです。

 

[14]-3: 「naturally」

解説: 我々が常に状況の中にあり、「自然に(naturally)」客観的な知識を持つことができないことが議論されています。「really」は実際に、「not」はないを意味しますが、自然にという表現がポイントです。

 

[15]-1: 「achieved」

解説: 効果的な歴史的反省は、「達成される(achieved)」ことが決して完全ではないが、それは反省の不足ではなく、我々の歴史的存在の本質にあることが議論されています。「ignored」は無視される、「persisted」は持続するを意味しますが、達成されることがポイントです。

 

[16]-3: 「never」

解説: 歴史的に存在することは、自己の知識が「決して(never)」完全であることができないことを意味すると議論されています。「indeed」は実際に、「always」は常にを意味しますが、決してという表現がポイントです。

 

[17]-1: 「full」

解説: 我々がすべての偏見から「完全に(full)」自由になることはできないという誤謬に対して議論されています。「free」は自由な、「composed」は構成されたを意味しますが、完全にという表現がポイントです。

 

[18]-2: 「interpreter」

解説: 個々のテキストの意味は文脈に依存し、「解釈者(interpreter)」がそれに持ち込む視野によって異なるとされています。「text」はテキスト、「fallacy」は誤謬を意味しますが、解釈者との関係がポイントです。

 

[19]-1: 「decontextualize」

解説: ガダマーの言語と伝統に関する議論は、解釈と理解の広範な分析に基づいており、日常生活のはるかに細かいレベルでの解釈を「文脈から切り離す(decontextualize)」ことができることを示唆しています。「understand」は理解する、「forget」は忘れるを意味しますが、文脈から切り離すことがポイントです。

 

[20]-3: 「blind」

解説: テキストと社会によって提供される粗粒度のレベルでのみ解釈の円環を観察する場合、我々は日常生活のはるかに細かいレベルでのその操作に「盲目(blind)」であるとされています。「geared」は準備された、「consistent」は一貫したを意味しますが、盲目であるという表現がポイントです。

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