慶應SFC 2021年 環境情報学部 英語 大問3 語法三択解説

[61]-1, “at”:

“at the turn of the century”(世紀の変わり目に)を正確に表現しています。”for”や”in”では、この文脈での時間的な指定を適切に表現できません。

 

[62]-2, “and”:

“and”(そして)は、情報過多の現代において私たちの精神生活がかつてないほど断片化しているという状況をつなげるのに適切です。”yet”は対照を示すのに使われ、”although”は譲歩を示しますが、この場合は情報の増加と注意力の分散を直接的に結びつけるために”and”が最適です。

 

[63]-2, “Moreover”:

“Moreover”(さらに)は、注意経済が私たち自身の精神的な幸福だけでなく、社会的な問題を考えるための視点を提供することを加えるのに適切な接続詞です。”Nonetheless”は「それにもかかわらず」という意味で、”Consequently”は結果を示すため、この文脈では”Moreover”が正しい選択です。

 

[64]-1, “assumes”:

“assumes”(仮定する)は、注意経済の議論が特定の種類の注意を前提としていることを指摘するのに適しています。”denies”(否定する)や”demands”(要求する)は、この文脈での仮定の性質を説明するのに適していません。

 

[65]-3, “put”:

“put it to use for our own objectives”(私たち自身の目的のためにそれを使用する)を表現するには”put”が適切です。”give”や”take”は、この文脈での能動的な利用を示すのに十分ではありません。

 

[66]-2, “misses”:

“misses”(見落とす)は、注意を単なる有用なものとみなすことが、注意が持つより根本的な側面を見落としていることを指摘しています。”encourages”(奨励する)や”seizes”(捉える)は、この見落としを表現するのに適切ではありません。

 

[67]-1, “amid”:

“amid”(~の中で)は、東京の繁華街を歩き回った経験を表現するのに適しています。”inside”や”under”では、この探索的な体験の広がりや開放性を正確に捉えられません。

 

[68]-3, “contrast”:

“contrast”(対照)は、探索的な注意モードと、後にメトロシステムをナビゲートする際のより目的志向の注意との違いを際立たせます。”relation”や”addition”は、この二つの状態の対比を示すのに適していません。

 

[69]-1, “fundamentally”:

“fundamentally”(根本的に)は、脳が世界を私たちに提示する二つの異なる方法を指摘するのに適しています。”allegedly”(伝えられるところによると)や”marginally”(わずかに)は、この基本的な違いを表現するのに十分な強さを持っていません。

 

[70]-2, “fare too well”:

“fare too well”(うまくいく)は、目的を持ってそれらに注意を払った場合には達成されない可能性がある美術作品や自然への注意のような状況を示しています。”save the day”(窮地を救う)や”dash our hopes”(希望を打ち砕く)は、この文脈での注意の質の違いを説明するのに適していません。

 

[71]-1, “at the heart”:

“at the heart”(中心に)は、多くの霊的伝統における非道具的な注意の練習が中心的な役割を果たしていることを示しています。”on the verge”(瀬戸際に)や”off the top”(最上部から)は、この深い意味合いを捉えるのに適していません。

 

[72]-2, “latch on”:

“latch on”(固執する)は、注意が一つの事柄から次へと移り変わる状態を表現しています。”give way”(崩れる)や”make up”(構成する)は、この文脈での注意の固定化を示すのに適していません。

 

[73]-3, “result”:

“result”(結果として生じる)は、完全な注意を適用することから生じる真実、美、善のような人間活動の「本物で純粋な」価値を正確に表現しています。”diverge”(分岐する)や”abstain”(控える)は、この影響を示すのに適していません。

 

[74]-3, “gratification”:

“gratification”(満足)は、注意を即座に報酬に引き寄せる現代の刺激に私たちが傾くことを指摘しています。”wretchedness”(惨めさ)や”discontentment”(不満)は、この即時の満足感を求める傾向を表現するのに適していません。

 

[75]-3, “from”:

“from which value can be extracted”(価値を抽出できる)は、注意が道具化され、利用されることへの懸念を表現しています。”in”や”of”では、この抽出プロセスの方向性を正確に示すのに適していません。

 

[76]-2, “on”:

“on which to fix their attention”(注意を固定するために)は、エンターテインメントがない場合の人々の行動を説明しています。”to”や”within”は、この文脈での注意の焦点を設定する前置詞として適切ではありません。

 

[77]-1, “amass”:

“amass self-knowledge”(自己知識を蓄積する)は、データと生活の追跡を通じて自己認識を高めようとする動きを示しています。”allocate”(割り当てる)や”disperse”(分散させる)は、この蓄積のプロセスを示すのに適していません。

 

[78]-1, “stream”:

“stream of claims on our attention”(私たちの注意に対する要求の流れ)は、注意を引きつけようとする無数の刺激を示しています。”lack”(欠如)や”parity”(同等)は、この情報の流れの性質を表現するのに適していません。

 

[79]-3, “proactive”:

“proactive”(積極的な)は、私たちがどのように注意を払うかについて意識的な選択をする必要性を強調しています。”reactive”(反応的な)や”introspective”(内省的な)は、積極的な行動を促すこの文脈のニュアンスを捉えるのに適していません。

 

[80]-1, “underwhelming”:

“underwhelming”(期待外れ)は、単純な「経験」の行為に美しさや驚異を見出す考えを表現しており、急速な技術進化と即時の満足感の時代においては特に重要です。”overwhelming”(圧倒的な)や”whelming”(満たされる)は、この単純さの価値を示すのに適していません。

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