慶應SFC 2020年 総合政策学部 英語 大問3 語法三択解説

[61]-1, “prospect”:

正解は「prospect」です。恐竜を作る現実的な見通しとして、既に生きている恐竜である鳥を利用することが提案されています。「prospect」は、可能性や将来の見込みを示すため、この文脈に最適です。「parameter」(パラメーター)や「problem」(問題)は、この希望に満ちた計画を説明するのには適していません。

 

[62]-3, “back”:

「back」は、絶滅した野生動物を復活させることを意味します。技術の進歩により、「de-extinction」が実現可能になるという文脈で「back」が使用されています。「up」や「along」は、この再生の意味合いを正確に伝えません。

 

[63]-3, “viable”:

「viable」(実行可能な)は、「de-extinction」が実現可能な企業となる可能性を示唆しています。「untenable」(持続不可能な)や「gullible」(だまされやすい)は、この楽観的な視点に反するため、不適切です。

 

[64]-1, “pieced”:

「pieced」は、断片から完全なマンモスのゲノムを再構築する過程を指します。これは、科学者たちがどのようにしてマンモスと現代の象との違いを明らかにしたかを表しています。「shuffled」や「joined」は、この精密な作業を表すのには不適切です。

 

[65]-1, “simple joy”:

「simple joy」(単純な喜び)は、新しいことを行う動機として、ジョージ・チャーチ教授の意見を表しています。「sour grapes」(不満からくる軽蔑)や「hidden agenda」(隠された意図)は、彼の楽観的な動機に合わないため、不適切です。

 

[66]-2, “meanwhile”:

「meanwhile」は、セルゲイ・ジモフと彼の息子がグローバルウォーミングに対抗するためのマンモスの再導入を支持する理由を説明する際に使用されます。「therefore」や「hereafter」は、この状況の説明には適さない接続詞です。

 

[67]-2, “roaming across”:

「roaming across」(大陸を渡る)は、マンモスや他の大型動物がヨーロッパ大陸を自由に移動する状況を想像させます。「buried underneath」(地下に埋まる)や「gathered from」(から集められる)は、この自由な動きを示すのには適していません。

 

[68]-2, “derives”:

「derives」(由来する)は、人類の種としての罪悪感から生じる動機を指します。「detracts」(損なう)や「detaches」(切り離す)は、この文脈における動機の説明には適していません。

 

[69]-1, “even”:

「even」は、アークティックがかつて豊かな動物相を持っていたことを強調します。「only」や「so」は、この文脈での比較や例示を正確に伝えるためには不適切です。

 

[70]-2, “price to pay”:

「price to pay」(支払うべき代償)は、よりエキサイティングな環境を得るために、いくつかの人間がマンモスや狼によって死亡する可能性を受け入れる意思を示します。「line in the sand」(一線)や「needle in a haystack」(見つけにくいもの)は、このリスクを受け入れる意思を示すのには不適切です。

 

[71]-3, “would”:

「would」は、乗客鳩が過去にアメリカの地域植物相に大きな影響を与えたことを指します。「should」や「must」は、この過去の事象を述べるのには適切な助動詞ではありません。

 

[72]-3, “nothing but”:

「nothing but」(ただの〜に過ぎない)は、ニュージーランド沖の島々で侵略的なマウスを駆除しようとするプロジェクトを生物学的な優生学と比較しています。「anything other than」や「something beyond」は、この厳しい評価を伝えるのには不適切です。

 

[73]-1, “in flux”:

「in flux」(変動中の)は、どんな生態系も常に変化しているという事実を指します。「in crisis」(危機に瀕して)や「in vitro」(試験管内で)は、この自然の動的な特性を表すのには適していません。

 

[74]-3, “turn”:

「turn」は、惑星の時計を戻そうとする生態学の考え方に対する反論を提供します。「fight」(戦う)や「take」(取る)は、この革新的な視点を示すのには適していません。

 

[75]-1, “yet”:

「yet」(まだ)は、絶滅していない種を救おうとする試みから資源が逸れることへの懸念を表します。「only」や「at all」は、未絶滅種の保護への取り組みを表すのには適していません。

 

[76]-3, “complementary”:

「complementary」(補完的な)は、絶滅寸前の種との取り組みが、絶滅種の復活と必ずしも競合するわけではないことを示します。「contradictory」(矛盾する)や「contemporary」(同時代の)は、この相補性を示すのには適していません。

 

[77]-2, “already”:

「already」(すでに)は、絶滅した種の細胞が保管されていることを示します。「nearly」(ほぼ)や「hardly」(ほとんど〜ない)は、すでに失われた種の存在を説明するのには適切ではありません。

 

[78]-1, “hit”:

「hit」(突然理解する)は、ある種が絶滅したという実現が研究者に強く影響を与えた瞬間を表します。「delighted」(喜んで)や「confused」(混乱して)は、この深刻な認識を表すのには不適切です。

 

[79]-2, “rhetoric”:

「rhetoric」(修辞)は、絶滅や生物多様性に関する議論がしばしば特定の前提に基づいているが、それらが深く問われることは少ないという事実を指します。「fossilization」(化石化)や「consensus」(合意)は、これらの議論の性質を正確に表現していません。

 

[80]-2, “eradicated”:

「eradicated」(根絶する)は、生物多様性の減少を意味しつつも、マラリア蚊の撲滅が人命を救う可能性があるという矛盾を指摘しています。「propagated」(増やす)や「vaccinated」(ワクチン接種する)は、この特定の生態学的介入の結果を表すのには不適切です。

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