慶應義塾大学 看護医療学部 AO入試 志望理由書 提出例(増田 真也研究会向け)

■ 議論の整理・・・

近年、体の疾患と心の悩みや生活習慣が関連していることが判明してきた。医学の分野では心身症と言われているが、心理学の分野では健康心理学と呼ばれいてる。例えば、多動性や易怒性があり、過重労働である人は冠動脈疾患になりやすいと指摘されている。また喫煙が肺癌のリスクになること、過塩分摂取が胃癌のリスクになること、低繊維食が大腸がんのリスクになること、アルコールが膵癌のリスクになることなど食習慣と悪性腫瘍の関連が明らかになってきた。健康心理学は性格や行動を変えることにより、体の疾患の予防及びリハビリテーションを目指す学問である。※1※2貴学の論文では健康心理学の視点から様々な問題を研究している。※1論文で過重労働と職場環境について研究されている。また※2論文では過重労働の評価尺度を提言している。

■ 問題発見・・・

では過重労働を容認してしまう心理状態について考察する。

■ 論証・・・

近年、働き方改革により過重労働を抑制する傾向にあるが、業務の総量は基本的に変わらないので、どこかにしわ寄せがくる。残業しないと終わらないほどの業務量が常にあり、やむなく残業している状況が予想される。また、上司がまだ会社にいるのに、部下は帰りずらいという心理状況も予想される。一方で、進んで長時間の労働をしてることもありうる。労働の成果ではなく、時間や努力量に価値基準を置いていることが原因である。他には、仕事が楽しいと感じる人や残業代に魅力を感じてる人もいることが長時間労働の原因になっている。長時間労働自体を評価するのではなく、労働の結果生み出した成果を評価していく風潮ができれば、改善していくと考えれる。

■ 結論・・・

働き方改革の中でも、長時間労働が進まない原因は様々であるが、労働者の意識を変えていく心理学的なアプローチが解決策の一つと考えられる。制度やシステムを変えるだけでなく、労働者の内面から変えていくことも必要である。

■ 結論の吟味・・・

増田 真也教授に師事することで、人の心を考えることについて学び研究できると考え、慶應義塾看護医療学部への入学を志望している。

 

※1 北岡和代・増田真也・森河裕子・中川秀昭.(2015)「働く人々のバーンアウトと職場環境に関する最近の研究成果産業ストレス研究   22 113-118

 

※2北岡和代・増田真也・荻野佳代子・中川秀昭.(2011)「バーンアウト測定尺度Maslach Burnout Inventory-General Survey (MBI-GS)の概要と日本版について

北陸公衆衛生学会誌   37(2) 34-40

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