慶應SFC 2012年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[31]-2 (“As”): 

「As」という選択肢は、「これらのソーシャルネットワーキングツールは私たちにとって不可欠になっているが、スパイ行為、政府の過度な監視などの恐れも呼び起こしている」という文脈で正しい接続詞です。「Unless」は条件を示すため、「Far from」は否定的な距離を示すため、この文脈には合いません。

 

[32]-2 (“called upon”): 

「called upon」は「法律、倫理、社会学、心理学などの分野が時間をかけてこれらの新しいコミュニケーションモードのリスクを理解し、管理するのを助けるよう求められるだろう」という文脈において正確に状況を表現しています。「asked after」は不適切で、「taken over」は支配や乗っ取りを意味するため、この文脈には合いません。

 

[33]-1 (“facing”): 

「facing us」は「私たちが現在直面している」という意味で、インターネット時代の監視の概念の進化について話している文脈に適しています。「heading」や「backing」はこの文脈では正しい動詞ではありません。

 

[34]-3 (“connotation”): 

「connotation」という言葉は、「監視」という単語が英語で使用されるとき、それがほとんど常に負の意味合いを持つことを説明するのに適切です。「campaign」や「assumption」はこの文脈での意味合いを正確に表していません。

 

[35]-1 (“holds true”): 

「holds true」は、「オンラインソーシャルネットワーキングの文脈においてもこの負のイメージが真実である」という文脈において正しい表現です。「fades away」や「goes off」は、この負のイメージが続いていることを示すのに適していません。

 

[36]-2 (“prevalent”): 

「prevalent」という言葉は、オンライン監視が広く行われているという事実を示すのに適しています。「preliminary」は予備的なことを、「privileged」は特権を意味するため、この文脈では不適切です。

 

[37]-2 (“anxious”): 

「anxious」は、インターネットの使用がプライバシーの侵害や望まない監視のリスクに常に晒されているという感覚を持っていることを表現するのに適切です。「doubtful」や「contented」はこの感情を正確に反映していません。

 

[38]-3 (“susceptible to”): 

「susceptible to possible attacks from strangers」という表現は、インターネットユーザーが見知らぬ人からの攻撃に対して脆弱である可能性があるという意味で、この文脈に適しています。「longing for」や「particular about」はこの状況を正確に表していません。

 

[39]-1 (“in the manner of”): 

「in the manner of the writings of George Orwell」という表現は、ジョージ・オーウェルの作品に類似した方法で、インターネットと関連技術がプライバシーの完全な喪失につながる可能性があるという懸念を示すのに適しています。「at the rate of」や「in the name of」はこの文脈での懸念を正確に表していません。

 

[40]-3 (“self-selected”): 

「self-selected」という表現は、インターネット上での情報の新しい開放性の一部が自発的であり、人々が他者に自分たちをどのように見せるかについてまだかなりのコントロールを持っていることを示すのに適しています。「self-employed」や「self-important」はこの自発性を正確に反映していません。

 

[41]-1 (“an outlet for”): 

「an outlet for」は、インターネットが人々に創造性を表現する場を提供するという文脈に合っています。「an exhaustion of」や「a retreat from」では、創造性を表現するという意味を適切に伝えることができません。

 

[42]-3 (“exhibitionism”): 

「exhibitionism」は、人々が自分自身をオンラインで展示する行為を指すため、この文脈で正確です。「humanism」や「conservatism」は、この文脈での人々の行動を説明するのに適していません。

 

[43]-3 (“On the other hand”): 

「On the other hand」は、オンライン活動が肯定的な影響を持つ一方で、否定的な結果も引き起こす可能性があるという対比を示すのに適しています。「Simply put」や「As a matter of fact」では、この対比を示すのに適していません。

 

[44]-2 (“double-edged sword”): 

「double-edged sword」は、オンラインの自己公開が良い面と悪い面の両方を持つ可能性があるという意味で、この文脈で適切です。「one-dimensional design」や「half-finished tool」では、この意味を捉えることができません。

 

[45]-2 (“crucial to”): 

[45]は2「crucial to」(〜にとって重要である)という選択肢が正しいですが、誤解が生じているようです。正しい選択肢は「absent from」(〜から欠けている)です。これは、アルブレヒツルンドが「参加型監視」という概念を提唱しており、古典的な「監視」の解釈から階層的なパワーリレーションが欠如していると主張しているためです。つまり、「監視」がもはや一方的なパワーの行使ではなく、等しい立場の人々間の相互作用として見られるようになったということです。「crucial to」や「opposed to」はこの文脈では不適切で、「absent from」が正しい解釈を提供します。

 

[46]-1 (“Moreover”): 

「Moreover」は、アルブレヒツルンドがこの開発を主に肯定的なものと見なしているという点を追加するのに適しています。「On the contrary」や「For instance」は、この継続的な説明には適していません。

 

[47]-2 (“checking up on”): 

「checking up on」は、オンラインソーシャルネットワーキングを使用して友人の情報を追跡し、維持する行為を指すため、この文脈で正確です。「hanging on to」や「getting away with」は、この行為を適切に表現していません。

 

[48]-3 (“allows for”): 

「allows for」は、現代の参加型監視が個人の成長や身元の創造、そして報酬のある多様な拡張社会関係の発展の可能性を提供するという文脈に合っています。「gives out」や「takes to」は、この文脈における行動の範囲を示すのに適していません。

 

[49]-1 (“keep pace”): 

「keep pace」は、技術と文化の変化に言語が常に追いつけない可能性があるという文脈で適切です。「make haste」や「fall behind」は、この進行中の発展を表すのに適していません。

 

[50]-1 (“go along with”): 

「go along with」は、新しい人間の相互作用の形態に対して、それらを説明するための新しい言葉を開発する必要があるという文脈で正確です。「put up with」や「do away with」は、新しい語彙の開発という概念を適切に表していません。

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