慶應SFC 2000年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[1]: 3「resulted from」

解説: 「resulted from」は、写真が掲載された背景である、政治的暴力と内戦の混乱がもたらす飢餓を指しています。選択肢1「moved」と2「solved」では、この因果関係を適切に表現していません。

 

[2]: 2「hardly」

解説: 「hardly」は、写真に写っている子供の状態が非常に厳しいことを指し、彼女が非常に弱っており、保護されていない状態を強調しています。選択肢1「much」と3「a little」では、子供の危機的状況の重大さを十分に反映していません。

 

[3]: 1「from」

解説: 「from」は、子供が動く能力がないことを示しています。選択肢2「of」と3「for」は、この文脈での子供の無力さを正確に表現していません。

 

[4]: 3「scenarios」

解説: 「scenarios」は、写真が想起させるさまざまな苦悩のシナリオを指しています。選択肢1「styles」と2「collections」では、この文脈での苦悩の状況を表すのに適切ではありません。

 

[5]: 3「hold on to」

解説: 「hold on to」は、母親が生存の可能性がより高い子供たちを守るために、死にかけている子供を見捨てるという悲痛な選択を強調しています。選択肢1「keep up with」と2「get rid of」では、この犠牲の重大さを表現していません。

 

[6]: 1「including」

解説: 「including」は、飢餓が政治戦略として利用されている現実を指し、軍人や政府の役人を含む政治的な世界の危険と悪を示しています。選択肢2「predicting」と3「speaking of」では、この政治的背景を具体的に指摘していません。

 

[7]: 3「reprinted」

解説: 「reprinted」は、写真が多くの回数再印刷され、様々な非政府組織による資金集めの広告に使用されていることを示しています。選択肢1「taken」と2「kept back」では、この再利用の過程を正確に反映していません。

 

[8]: 2「cannot look at」

解説: 「cannot look at」は、この写真を見た人が何か行動を起こしたくなるという衝動を表しています。選択肢1「should appreciate」と3「will evaluate」では、写真が視聴者に与える即時の衝動や反応を捉えていません。

 

[9]: 1「calls for」

解説: 「calls for」は、写真が視聴者にさらなる行動や情報の追求を促すことを示しています。選択肢2「opens for」と3「goes for」は、この写真が提起する質問や行動への呼びかけを表現していません。

 

[10]: 3「In as much as」

解説: 「In as much as」は、カーターが効果的な写真を構成するために時間をかけ、子供を救う代わりに写真撮影を選んだことを示しています。選択肢1「Despite the fact that」と2「Questioning that」は、この行動の意図と結果を同じくらい明確には表していません。

 

[11]: 1「somewhere else」

解説: 「somewhere else」は、遠隔地での苦悩を視覚的に消費する現代の傾向を示しています。選択肢2「in the past」と3「nowhere」では、この消費の地理的な側面を正確に反映していません。

 

[12]: 3「less time」

解説: 「less time」は、苦悩の画像の大量消費が報道やテレビ番組に与える影響を指し、視聴者の関心や感情の疲弊を暗示しています。選択肢1「audience share」と2「no program」では、この消費の結果の性質を正確には捉えていません。

 

[13]: 1「for」

解説: 「for」は、ケビン・カーターがプリツカー賞を受賞したことを述べ、その受賞が彼の個人的な成功であったことを指摘しています。選択肢2「as」と3「like」は、この文脈での受賞の意味合いを適切に表現していません。彼の受賞は、苦悩している少女の状況に関連しており、その苦悩が彼の成功の原因となったことを示唆しています。

 

[14]: 3「less」

解説: 「less」は、人間の苦悩の搾取に対する批判的な見解を表しており、文化的プロセスの疑わしい側面を指摘しています。選択肢1「least」と2「more」は、この苦悩の搾取というテーマを強調するのに適切ではありません。

 

[15]: 3「for all」

解説: 「for all」は、西洋社会の混乱にもかかわらず、西洋がアフリカ社会よりも道徳的に優れているという印象を視聴者に与えることを指摘しています。選択肢1「based on」と2「together with」は、この比較的優位性を表現するのに適切ではありません。

 

[16]: 1「vultures」

解説: 「vultures」は、文字通りのハゲワシと、比喩的に苦悩を利用する人々を指しており、人間の苦悩を利用する行為を強調しています。選択肢2「chance」と3「mistake」は、この利用と搾取の概念を適切に捉えていません。

 

[17]: 1「forms」

解説: 「forms」は、文化的表象の形態として、道徳的、商業的、政治的な要素が深く関連していることを示しています。選択肢2「aware」と3「ignorant」は、これらの文化的表象の複合的な性質を説明するのに適切ではありません。

 

[18]: 2「worsened」

解説: 「worsened」は、近代化プログラムとグローバリゼーションがサハラ以南アフリカの人間の問題を悪化させたことを指摘しています。選択肢1「improved」と3「overcame」は、この否定的な影響を反映していません。

 

[19]: 2「works」

解説: 「works」は、苦悩の画像の大量グローバリゼーションが道徳的疲労や政治的絶望を引き起こすプロセスとして機能することを指摘しています。選択肢1「strikes」と3「conflicts」は、このプロセスの結果を表すのに適切ではありません。

 

[20]: 3「mediated」

解説: 「mediated」は、現実が常に何らかの表象の実践を通じて私たちに媒介されるという事実を指摘しています。これは、表象が現実の模倣ではないという考えを強調しています。選択肢1「cut」と2「gone」は、この媒介された経験の概念を適切に捉えていません。

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