慶應SFC 2006年 環境情報学部 英語 大問2 語法三択解説

[31]-3「face」 :

解説: 「直面する」という意味で、急速な技術変化とマスコミュニケーションの影響を受けて、すべての国の人々が自国の言語やアイデンティティの衰退と均質なグローバル文化の出現を恐れ始めた状況を指しています。この文脈で「努力」(effort)や「領域」(realm)という選択肢は、この直面する課題の性質を正確に表現していません。

 

[32]-1「override」 :

解説: 「無視する」「打ち消す」という意味で、政府が文化的・国家的遺産を保護する試みを、衛星、コンピュータ、インターネット、電子メールなどが容易に無視できることを指しています。「克服する」(overcome)や「過剰反応する」(overact)という選択肢は、この文脈での技術の力を表すには不適切です。

 

[33]-2「appreciation」 :

解説: 「評価」「感謝」という意味で、グローバル文化の批判者が伝統的な宗教、地元の言語、民族起源の再評価に向けて動き始めたことを指しています。「所属」(affiliation)や「不安」(anxiety)では、この再評価の動機を正確に反映していません。

 

[34]-1「preserve」 :

解説: 「保持する」という意味で、グローバル文化の批判者が文化多様性を促進する運動において保持しようとしているものを指しています。「捨てる」(discard)や「無視する」(ignore)は、この目的とは相反します。

 

[35]-2「rid」 :

解説: 「取り除く」という意味ですが、私たちが文化を簡単に「取り除く」ことはできないという事実を指しています。「構築する」(build)や「構成する」(compose)は、この文脈での人々の文化への根強い結びつきを反映していません。

 

[36]-1「diverge」 :

解説: 「分岐する」という意味で、異なる国家が持つ異なる利益と視点がしばしば互いに矛盾することを指しています。「現れる」(emerge)や「逸脱する」(digress)では、国家間の視点の違いの性質を正確に表現していません。

 

[37]-1「transgressions」 :

解説: 「過ち」という意味で、他文化との歴史における望ましくない出来事の重要性に敏感であるべきだという主張を支持しています。「過渡期」(transitions)や「伝達」(transmissions)では、過去の過ちへの言及を正確に反映していません。

 

[38]-3「regardless of」 :

解説: 「〜にかかわらず」という意味で、文化や国籍に関係なく、個人を直接的な経験に基づいて評価するべきだという提案を指しています。「結果として」(as a result of)や「〜に依存して」(depending on)は、この無条件の評価を正確に表していません。

 

[39]-1「avoid」 :

解説: 「避ける」という意味で、人々が未知のものを避けようとする傾向を指しています。「受け入れる」(accept)や「奨励する」(encourage)は、この避ける行動を反映していません。

 

[40]-2「negatively」 :

解説: 「否定的に」という意味で、自動的に反応するのではなく、違いを検討することの重要性を指しています。「積極的に」(positively)や「中立的に」(neutrally)は、通常の反応としての否定的な反応を反映していません。

 

[41]-2「overcome」 :

解説: 「克服する」という意味で、外部の視点から識別された文化間のコミュニケーションの障壁を克服するためには、その文化の内部研究が必要であることを指しています。「非難する」(accused)や「受け入れる」(accepted)は、この克服のプロセスを正確に反映していません。

 

[42]-1「sensitize」 :

解説: 「敏感にする」という意味で、人々が自分自身の文化観念に敏感になることを指しています。「敏感な」(sensitive)や「鈍感な」(insensitive)は、この行動の動きを正確に表現していません。

 

[43]-3「may not」 :

解説: 「〜かもしれない」という意味で、自分自身をどのように見るかが他人によってどのように見られるかとは異なるかもしれないという考えを指しています。「必ずしも〜であるとは限らない」(must)や「かなりの確率で」(may well)は、この不確実性を反映していません。

 

[44]-3「practical」 :

解説: 「実用的な」という意味で、ターゲット文化に関する情報を得るためのアプローチを指しています。「使い捨ての」(disposable)や「理論的な」(theoretical)は、この実用的なアプローチを正確に反映していません。

 

[45]-1「endeavor」 :

解説: 「努力する」という意味で、ビジネスグループに参加しようとする試みを指しています。「向上させる」(enhance)や「危険にさらす」(endanger)は、この努力を正確に表していません。

 

[46]-3「binding」 :

解説: 「束縛する」という意味で、文化規範の束縛から我々が意識的に行動し決定を下すことで脱却できることを指しています。「解放する」(unbinding)や「反発する」(bounced)は、この束縛からの脱却を正確に反映していません。

 

[47]-1「neutral」 :

解説: 「中立的な」という意味で、二つの文化間のコミュニケーションで個人がステップする第三の文化の視点を指しています。「乾燥した」(dry)や「空想」(fantasy)は、この中立的なゾーンの性質を正確に表していません。

 

[48]-1「but rather」 :

解説: 「むしろ」という意味で、他文化を理解し適応することが我々自身の本質的な側面を変える必要はなく、むしろ我々を豊かにすることを指しています。「それにもかかわらず」(and notwithstanding)や「それにもかかわらず」(and nevertheless)は、この適応がもたらす豊かさを正確に反映していません。

 

[49]-3「submitting」 :

解説: 「服従する」という意味で、個人が無意識の文化規範の支配に服従し、反応するのではなく、意識的に行動と態度を選択する自由を指しています。「帰属させる」(attributing)や「貢献する」(contributing)は、この自主性の重要性を正確に反映していません。

 

[50]-2「deviation from」 :

解説: 「〜からの逸脱」という意味で、我々が通常反応する文化規範からの逸脱にどのように対応するかを意識的に選択する能力を指しています。「適用」(application to)や「適応」(adaptation to)は、この逸脱への対応を正確に表していません。

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