成成明学から仮面浪人で慶應義塾大学法学部に合格!

仮面浪人をするか、迷っている方へ

『結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている』(スティーブ・ジョブス)。
私の受験期の志を一言で表すとすれば、この名言だと思います。確かに、仮面浪人は、大学の授業と受験勉強を両立しなければならないため、人一倍忙しくなります。ですが、大学の勉強も受験に活かされることを考えると、再受験する価値があるのではないでしょうか。私も、最初は仮面浪人をすることに対して前向きでありませんでしたが、毎日学習会の先生方が全面的にサポートして下さり、受験に取り組むことができました。また、受験をする際には、大学に合格することに止まらず、将来の夢を掴みにいく感覚が大切になると思います。これから、受験する人にエールを送ります。

受験期の日々

強い志を持っていた私ですが、決して受験勉強に向いていたわけではありません。まず、高3の夏までバレエに熱中していたので、スタートラインが遅かったことがあります。また、帰国子女のため英語は得意でしたが、受験で問われる英語や、小論文に苦労していました。
このような苦境に陥った私が毎日学習会に出会ったのは、高3の1月でした。この出会いが、私の人生を一変させたと言っても過言ではないでしょう。
当時から慶應義塾大学が第一志望でしたが、小論文の書き方が分からないまま、ひたすら書き続けていました。私の場合、正しい日本語を書くことさえ困難であったため、『論理トレーニング』で論証の方法を学ぶところから始まりました。基礎的な知識を身につけた上で、小論文の5ステップを利用することにより、小論文が圧倒的に書きやすくなったことを覚えています。5ステップがあると、各ステップに見合った内容を書くため、自然に論理が展開されていきます。
小論文に対する苦手意識を克服していった私ですが、毎日学習会に通い始める時期が遅かったということもあり、2月の一般入試では不合格でした。しかし、慶應義塾大学に入学したいという気持ちを捨て切れず、仮面浪人することに決めました。
一般入試まで1年間あるということで、まずは、SFCのAOを受けることにしました。自由研究など、可能限りのことは行いましたが、SFCのAOは不合格でした。
「合格したい」といった根性は保てたものの、一般入試までは時間との勝負となりました。SFC、秋AOの一時審査は11月頃なのですが、その時点で一般入試の勉強には真剣に取り組めていなかったからです。AOの書類、面接の準備に思っていた以上に膨大な時間がかかり、時間が不足していました。
このような状況にあった私ですが、決めたからには毎日、朝から晩まで一般入試対策に没頭しました。小論文に関しては、4つの学部の過去問と、毎日勉強会の予想問題を解き、入試までには約100の小論文を書き終えることができました。時間が無いということもあり、現役の時に解いた過去問を再び解く際には要約の部分を省略したり、他学部にも役立つような小論文を優先的に解くといった工夫もしました。受験勉強を効率的に進行させるには、自分なりの工夫が重要になります。
今まで努力してきた成果を出し切った一般入試となりましたが、私を助けてくれたのは小論文です。毎年、法学部の英語には、帰国子女でも確信を持って回答を導き出せない問題が出題されるため、小論文では一切点を落とさないという気持ちで解きました。
このような試練を得、ようやく法学部に合格できた私ですが、私にとっての受験期は、辛い期間でもあり、人生で最も意義のある期間でもあったと思います。何事においても、勝負は、自分の「Perseverance」(「努力」)と「Resilience」(「回復力」)で決まります。
最後に伝えておきたいのは、帰国子女であっても、一般入試の英語は別物であるため、必ずしも点数を取れるわけでは無いということです。だからこそ、小論文を得意科目にできたことは、私にとって大きな強みになりました。小論文に苦手意識がある方、帰国子女の方で小論文を得意科目にしたい方は、ぜひ毎日学習会に入会してみて下さい!
毎日学習会の先生方、今まで本当に有難うございました!

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