慶應SFC 2017年 総合政策学部 英語 大問1 内容一致解説

[41] According to the article, most experiments testing self-interest have shown that

  1. self-serving individuals are also straight-dealing.
  2. people are usually honest.
  3. people are usually dishonest.
  4. lying is more common when it leads to a reward.

 

・正答 : 4

・正答の理由 : 本文によると、これまでの実験は人々が報酬につながる場合に不正直になる傾向があることを示しています。特に、アムステルダム大学のシャウル・シャルヴィが率いる研究では、サイコロを秘密裏に振る実験で、参加者が自分の利益を最大化するために真実よりも高い数値を報告する傾向がありました。この結果は、報酬につながると人々が嘘をつくことがより一般的であることを示しています。

・不正解の理由:

1: 本文は、自己奉仕的な個体が直取引する傾向にあることを示しているわけではありません。

2: 多くの実験が人々が通常正直であることを示しているわけではなく、反対に自己利益のために不正直になることが示されています。

3: 本文は、人々が通常不正直であるとは明言しておらず、報酬につながる場合に不正直になる傾向があると述べています。

 

[42] What did the author claim was the main difference between Dr. Capraro’s study and previous experiments?

  1. Dr. Capraro had more participants than other researchers.
  2. Participants in Dr. Capraro’s study had to work within time constraints.
  3. Participants in Dr. Capraro’s study interacted online.
  4. Dr. Capraro’s experiment used smaller amounts of money for rewards.

 

・正答 : 2

・正答の理由 : 本文によれば、ドクター・カプラロの研究と以前の実験との主な違いは、参加者がタスクの詳細を実行する直前にのみ提示され、事前に利益を最大化する方法を考える時間が与えられなかったことです。これにより、参加者が準備なしにどのように反応するかを適切にテストできました。

・不正解の理由:

1: 参加者数の多さは、研究間の主な違いとして挙げられていません。

3: オンラインでの相互作用は、研究間の違いとして強調されていません。

4: 報酬の金額が小さいことは、研究間の主な違いとして挙げられていません。

 

[43] The purpose of the control experiment was to

  1. allow all participants to act as both a receiver and a sender.
  2. examine how participants acted when lying was not a factor.
  3. compare how participants responded with different time constraints.
  4. increase the total number of people in the study.

 

・正答 : 2

・正答の理由 : コントロール実験の目的は、嘘をつくことが要因でない場合に参加者がどのように行動するかを調査することでした。この実験では、参加者はグループに割り当てられず、自己利益を無視して利他的な選択をするか、または自己利益を追求する選択をするかを選ぶことができました。

・不正解の理由:

1: すべての参加者が送信者と受信者の両方の役割を果たすことは、このコントロール実験の目的ではありませんでした。

3: 異なる時間制約での参加者の反応を比較することは、コントロール実験の主な目的ではありませんでした。

4: 研究の全体的な参加者数を増やすことは、このコントロール実験の目的ではありませんでした。

 

[44] Which of the following best describes the main results of Dr. Capraro’s two studies?

  1. People who tell the truth are quicker thinkers than people who lie.
  2. Being selfish is more natural than being altruistic.
  3. Telling the truth is more natural than being dishonest.
  4. People are more selfish when they know they can lie.

 

・正答 : 3

・正答の理由 : ドクター・カプラロの二つの研究の主な結果は、人々が本能的に正直であること、つまり時間圧力の下で真実を話す方が自然であることを示しています。考える時間が与えられた参加者よりも、時間制約のある参加者の方が真実を話す傾向がありました。

・不正解の理由:

1: 人々が嘘をつくよりも早く考えるという証拠は提供されていません。

2: 利己的であることがより自然であるという結論は、この研究からは導かれていません。

4: 人々が嘘をつくことができると知っているときにより利己的になるという結果ではありません。実際、反対に、即座に決定を下す必要がある場合、人々は真実を話す傾向があります。

 

[45] Based on the article, what is one possible problem with Dr. Capraro’s study?

  1. The control experiment should have been done first.
  2. More time should have been given to senders to think about their decision.
  3. Only 25% of the control participants acted altruistically.
  4. It is unclear whether or not the online experiments had strict controls in place.

 

・正答 : 4

・正答の理由 : 本文によると、ドクター・カプラロの研究の潜在的な問題の一つは、オンライン実験がどれほど厳密に管理されていたか不明であることです。オンラインで行われる実験では、研究室で行われる実験と比較して、制御が厳密でない可能性があります。

 

・不正解の理由:

1: コントロール実験が最初に行われるべきだったという指摘は本文にはありません。

2: 送信者に考えるための時間をより多く与えるべきだったという批判は本文の内容とは異なります。

3: コントロール参加者の25%のみが利他的に行動したという事実は、研究の潜在的な問題ではありません。

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