慶應SFC 2002年 環境情報学部 英語 大問1 語法三択解説

[1]: 1「samples」

解説: 「samples」は「標本、サンプル」という意味で、この文脈では世界中の人々からランダムに選ばれたグループに対して行われた調査を指します。選択肢2「data」はデータを意味しますが、ここでは具体的に調査された「サンプル」の集団を指す必要があります。選択肢3「theories」は理論を意味しますが、実際に調査対象となる人々ではなく、理論や仮説を指すため不適切です。

 

[2]: 2「describe」

解説: 「describe」は「述べる、説明する」という意味で、この文脈ではアメリカ人が自分の幸福度を「かなり幸せ」と表現している様子を指します。選択肢1「choose」は選択することを意味しますが、ここでは「自己の幸福度を述べる」行為に焦点を当てています。選択肢3「Survey」は調査を意味しますが、動詞としての使用ではなく名詞としての使用が一般的で、この場合の文脈には合いません。

 

[3]: 2「assess」

解説: 「assess」は「評価する、査定する」という意味で、人々に自分の幸福度や人生の満足度を自己報告させる方法を指します。選択肢1「count」は数えることを意味し、選択肢3「realize」は実現するまたは理解することを意味しますが、自己評価のプロセスを説明するには「assess」が最適です。

 

[4]: 1「indicators」

解説: 「indicators」は「指標」という意味で、自己報告された幸福が他の幸福の指標と一致していることを説明しています。選択肢2「futures」は未来を、選択肢3「formations」は形成を意味しますが、これらは自己報告された幸福と関連する具体的な指標を指す文脈には適していません。

 

[5]: 1「research」

解説: 「research」は「研究」という意味で、主観的な幸福感を評価するさまざまな研究戦略が似たような結果をもたらすことを指します。選択肢2「study」も似た意味ですが、この文脈では複数の研究手法や戦略全般を指して「research strategies」という表現が用いられています。選択肢3「real」は「実際の」という意味で、この文脈には適していません。

 

[6]: 2「Similarly」

解説: 「Similarly」は「同様に」という意味で、男性と女性が自身を「非常に幸せ」と表現する割合が等しいことを示しています。選択肢1「Simultaneously」は「同時に」という意味で、選択肢3「Definitely」は「確かに」という意味ですが、比較を行っているこの文脈には「Similarly」が最も適しています。

 

[7]: 3「disadvantaged」

解説: 「disadvantaged」は「不利な立場にある」という意味で、経済的または社会的に不利な立場にあるグループの人々が自尊心を維持する方法を指しています。選択肢1「discovered」は「発見された」、選択肢2「aristocrat」は「貴族」という意味ですが、不利なグループの人々の自尊心の維持に関する説明には「disadvantaged」が適切です。

 

[8]: 1「predictor」

解説: 「predictor」は「予測因子」という意味で、富が幸福の良い予測因子ではないことを示しています。選択肢2「fortune-teller」は「占い師」、選択肢3「future」は「未来」を意味しますが、幸福を予測する文脈においては「predictor」が最適です。

 

[9]: 3「correlation」

解説: 「correlation」は「相関関係」という意味で、収入と幸福の間にはほとんど相関関係がないことを指しています。選択肢1「collaboration」は「協力」、選択肢2「equation」は「方程式」という意味ですが、収入と幸福度の関係性を説明するには「correlation」が適切です。

 

[10]: 1「whereas」

解説: 「whereas」は「〜である一方で」という意味で、ポルトガルとオランダの幸福度を比較しています。選択肢2「whereby」は「それによって」という意味、選択肢3「wherefore」は「なぜなら」という意味ですが、二つの国の比較を示すには「whereas」が最も適切です。

 

[11]: 2「promote」

解説: 「promote」は「促進する」という意味で、国民の富と生活満足度の間に存在する関係を説明しています。選択肢1「accept」は「受け入れる」、選択肢3「prove」は「証明する」という意味ですが、生活満足度を促進する文脈では「promote」が最も適切です。

 

[12]: 3「as well as」

解説: 「as well as」は「〜だけでなく、〜もまた」という意味で、ハーグ法がガス兵器の禁止だけでなく、特定の軍事作戦方法も規制していることを示しています。選択肢1「besides」は「〜に加えて」という意味、選択肢2「addition to」も似た意味を持ちますが、「as well as」がこの文脈で最も自然な接続詞となります。

 

[13]: 2「health」

解説: この問題では、「health」が正しい答えです。幸福な人々が感じる一般的な特徴として、自分の人生に対するコントロール感が挙げられます。このコントロール感の欠如は、囚人や介護施設の患者、極度に貧しい集団や個人、全体主義政権下の市民などに見られ、これらの人々は低い士気と「悪い健康」状態に苦しんでいます。選択肢1「happiness」は幸福を意味しますが、この文脈では健康状態が低下すると説明しているため不適切です。選択肢3「success」は成功を意味しますが、この文脈では健康状態に焦点を当てているため不適切です。

 

[14]: 2「predict」

解説: 「predict」が正しい答えです。外向的な特徴が実際に幸福を予測するかどうかについて議論しています。外向的な人々がより幸せである可能性があり、それがなぜ彼らがより早く結婚し、より良い仕事を得て、より多くの友人を作るかを説明するかもしれません。選択肢1「excel」は卓越することを意味しますが、この文脈では予測という意味合いが求められています。選択肢3「infect」は感染させることを意味しますが、幸福に関する文脈には適していません。

 

[15]: 2「intimate」

解説: 「intimate」が正しい答えです。密接な個人的な関係が幸せな生活の特徴であり、また健康とも相関していると述べています。親しい友人がいる人々は、孤独な人々と比べて健康で、早死にする可能性が低いです。選択肢1「aged」は年老いたという意味ですが、この文脈では「親しい」が求められるため不適切です。選択肢3「social」は社会的なという意味ですが、この文脈では特に「親密な」関係に焦点を当てています。

 

[16]: 1「perceived」

解説: 「perceived」が正しい答えです。結婚が人々に与える幸福感について説明しています。破綻した結婚は多くの不幸を引き起こす可能性がありますが、良好な結婚は強力な支援源です。選択肢2「correlated」は相関することを意味しますが、この文脈では個人の幸福に対する自己認識に焦点を当てています。選択肢3「persuaded」は説得することを意味しますが、自己認識に関連しているため不適切です。

 

[17]: 1「rise」

解説: 「rise」が正しい答えです。宗教的な活動に積極的な人々が報告する幸福度は、宗教的な献身の度合いと礼拝への出席頻度とともに上昇します。選択肢2「relate」は関連することを意味しますが、ここでは幸福度が上昇することを述べています。選択肢3「register」は登録することを意味しますが、幸福度の上昇という文脈には適していません。

 

[18]: 2「encourages」

解説: 「encourages」が正しい答えです。宗教的な所属がより大きな社会的支援と希望を促進すると研究者たちは信じています。選択肢1「equates」は等しいとみなすことを意味しますが、この文脈では「促進する」が求められています。選択肢3「evolves」は進化することを意味しますが、社会的支援や希望を「促進する」という意味合いには合いません。

 

[19]: 3「patterns」

解説: 「patterns」が正しい答えです。研究で発見されたパターンが、幸福感を阻害する状況や行動を改善する手がかりを提供するかもしれないと述べています。選択肢1「traditions」は伝統を意味しますが、この文脈では発見された「パターン」に言及しています。選択肢2「customs」は習慣を意味しますが、研究結果に関連する「パターン」を指すため不適切です。

 

[20]: 1「enhances」

解説: 「enhances」が正しい答えです。幸福に関する科学的研究が、人間の幸福を向上させる世界の構築と、人々が自分の状況から最大限の満足を得るための助けになるかもしれないと述べています。選択肢2「evaluates」は評価することを意味しますが、幸福を「向上させる」ことに焦点を当てています。選択肢3「examines」は調査することを意味しますが、ここでは人間の幸福を「向上させる」ことが目的です。

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