上智大学 総合グローバル学部 特別入試 志望理由書 提出例(田中雅子ゼミ向け)
■ 議論の整理 2018年12月に成立した改正入管法が2019年4月から施行され、農業や介護など14業種において外国人の受け入れが促進されることとなった。しかし、今回の改正を含む日本の移住政策が受け入れ側の日本の経済界の…
■ 議論の整理 2018年12月に成立した改正入管法が2019年4月から施行され、農業や介護など14業種において外国人の受け入れが促進されることとなった。しかし、今回の改正を含む日本の移住政策が受け入れ側の日本の経済界の…
■ 議論の整理 名誉殺人とは、女性の性的不品行をはじめとした不道徳な行為を契機に発動される暴力と一般に認識されている。赤堀は、調査対象としてきたエジプトのベドウィン社会の中で、「名誉」という言葉が、女性に対するものだけで…
■ 議論の整理 陶器や金物などの日本の伝統産業は、長らく衰退の一途を辿りってきたが、近年、独自のブランディングに成功し、活気を取り戻している。その背景には、製品そのものの質の高さや、日本人のライフスタイルを知り尽くした国…
■ 議論の整理 日本において移住者の数は年々増加傾向にあるが、社会統合のための政策が伴わないため、グローバルな分業体制構造の下、移住後の実態は極めて厳しい 。社会統合政策とは「経済的社会的な平等が実現され、労働市場や社会…
■ 議論の整理 1978年の改革・解放以降、驚異的な経済成長を遂げた中国は、2010年には世界第2位の経済大国となった。その後、経済面では減速や低迷を経験しながらも成長を続け、確実に国際社会における存在感を増している。近…
■ 議論の整理 私は看護師を目指しており、進学先を考えるにあたり、看護師や看護学生の先輩の話を聞いた。多くの経験談やアドバイスの中で、特に印象に残ったのが「アセスメント」という言葉と、言葉の端々から伺えるその重要性と難し…
■ 議論の整理 私は様々な経済理論の中でも、とりわけ行動経済学に関心を持っている。金融市場の変動や、労働管理、消費者の動向などは、経済学の分析の対象でありながら、従来の経済学の理論では説明が難しく、予測も不可能な分野とさ…
■ 議論の整理 日本におけるセクシュアルマイノリティの割合は13人に1人とも言われる。近年ではセクシュアルマイノリテのメディア露出も増え、その存在についての理解は10年~20年前に比べて格段に進んだと思われる。 しかし、…
■ 議論の整理 一般的に、人の国際移動の理由は経済的な要因に求められがちであるが、迫害や環境の悪化から逃れるための政治的理由による移動、旧植民地から宗主国への移動といったコロニアル、ポストコロニアルな時代背景に基づくもの…
■ 議論の整理 私は、グローバルでローカルな社会問題解決のために、経営学や消費者心理の分析がどのように応用できるかに関心がある。もともと、一部の市民による小規模な消費者運動であった「フェアトレード」は、今では世界的に認知…
■ 議論の整理 若者の政治離れが問題視されるようになり、2015年の公職選挙法改正により、選挙権年齢が20歳から18歳に引き下げられた。それに伴い各分野で対策が取られたが、若年層の政治意識を高めるための市民性教育の充実に…
■ 議論の整理 ポスト冷戦の世界各地で頻発した民族間紛争は、多くの悲劇をもたらした。その悲劇を再び繰り返さないために、多くのメディアや研究が悲劇の現状やその背景、復興の様子を伝えてきた。 私自身の関心は、紛争終結後も多く…
■議論の整理 核家族化や地域の衰退に伴い、近年では産後ケアの分野も医療化が進み、厚生労働省の指導の元に各自治体で推進されている。政府のガイドラインによると、産後ケアの対象とは「家族等から十分な育児等の援助が受けられない産…
■ 議論の整理 看護師の離職率の高さは、統計的には一般労働者とも大差ないととれる。しかし、病院という特殊な職場において、慢性の人材不足や担当者の度重なる交代は看護師だけではなく、患者にとって、また病院や医療分野全体にとっ…
■ 議論の整理 地域紛争、特に宗教紛争のような根深い対立の根本的解決のためには、複雑に絡みあった要因や因果関係を解きほぐす作業が不可欠である。その際、その対立構造は紛争当事者である民族や宗教コミュニティばかりに焦点が当て…
■ 議論の整理 子ども期にとって遊びは健全な発達や成長のために不可欠な要素であるため、長期入院によってそれらが適切に享受されにくい子どものケアに遊びを導入するための議論は、医療分野でもっと行われるべきである。子どものスト…
■議論の整理 学校不適応や不登校の背景は、時代とともに変化してきた。1992年の学校不適応対策調査研究協力者会議の報告では、不登校は「誰にでも起こりうる問題」とされ、教室が生徒の心の居場所となることが求められた。「誰にで…
■議論の整理 近年、多くのスポーツ分野でメンタルトレーニングが導入され、効果を上げている。メンタルトレーニングの歴史は1950年代、旧ソ連の宇宙飛行士の訓練を皮切りに、西洋諸国でオリンピック選手向けに導入され、以後、日本…
■議論の整理 2020年より実施される学習指導要領では、現在の小学5,6年生の外国語活動が小学3,4年生で実施され、小学5,6年生では英語が正式教科となる。3,4年生では英語に親しむ活動を中心に、5,6年生では、テーマや…
■ 議論の整理 東ティモールのポルトガルやインドネシアによる統治と分離独立、その後の国際連合による独立支援の過程では、紛争状態から抜け出し、平和的国家建設と国民生活の安定は急務である。そのプロセスは国連のイニシアチブのも…