塾長: 本日は、地方の高専から見事、慶應SFCの春AO入試に合格された元生徒さんにお越しいただきました。まずは合格おめでとうございます!
合格者: ありがとうございます!おかげさまで、無事に春からのSFC生活をスタートできます。
塾長: 今回は高専出身というバックグラウンドを含め、合格までの道のりを詳しく伺っていきたいと思います。まず、高専在学中は進路についてかなり悩まれていたそうですね?
合格者: はい、そうなんです。高専の情報科にいたので、周りの多くは工学系大学への編入を目指していました。でも、私は「IT技術そのものの研究」というよりは、「何かを解決する手段としてITを学びたい」という思いが強くて……。単に工学系の研究を続けることには、あまり魅力を感じられずにいました。
塾長: なるほど。「技術」そのものより、「技術を使って何をするか」に関心があったわけですね。
合格者: おっしゃる通りです。かといって、すぐに就職できるほどの自信もなくて。親からも「大学には行っておいた方がいい」と言われていたので進学は考えていましたが、オープンキャンパスに行っても「ここだ!」と思える場所がなかなか見つかりませんでした。
塾長: そんな中で、SFCを志望することになったきっかけは何だったんですか?
合格者: 高専5年の10月頃、卒業研究をしている最中に、かつての先輩がSFCに入学したという話を聞いたんです。それで調べてみたら、自由度の高さや研究範囲の広さに衝撃を受けて。「高専の延長線」ではない、ワクワクする未来が想像できたんです。そこから強く行きたいと思うようになりました。
塾長: そこで毎日学習会の門を叩いてくれたわけですが、最初は一般入試の対策からスタートしましたよね。
合格者: はい。先輩の勧めで入塾して、10月から一般入試の対策を始めたんですが、そちらは残念ながら不合格でした。そこから気持ちを切り替えて、春AO入試に挑戦することにしたんです。結果論ですが、私にとってはAO対策の方が、毎日学習会のありがたさをより強く感じられました。
塾長: 具体的に、AO対策ではどのようなことに取り組んだのでしょうか?
合格者: 「対策」というよりは、「自己分析」と「将来設計」に近かったですね。高専5年間で学び足りなかったことや、自分のコンプレックスを整理して、なぜそう感じるのかを徹底的に分析しました。そうすることで、自分の根底にある思いや、本当に研究したいことが明確になり、自分の中に揺るぎない「軸」ができました。
塾長: その「軸」を見つける過程で、毎日学習会はどのように役立ちましたか?
合格者: 私は地方在住で周りにSFC対策の塾もありませんし、自宅で一人でやっていたら絶対にサボっていたと思います(笑)。毎日学習会は「毎日進捗を出す」ことが求められるので、ペースメーカーとして最適でした。 それに、バックグラウンドの違う多くの先生方と議論できたのが大きかったです。自分一人では気づけない視点をもらえて、議論の中で新しい考えが生まれることもありました。一人では絶対に辿り着けない深さまで思考を掘り下げられたと思います。
塾長: 合宿にも参加してくれましたよね。あの期間はどうでしたか?
合格者: 合宿は本当にありがたかったです! AOの提出資料作りって、論理構成からデザインまでこだわると膨大な時間がかかるじゃないですか。仲間や先生がいる環境でなければ、途中で妥協してクオリティが下がっていたと思います。最後までやり切れたのはあの環境のおかげです。
塾長: そう言っていただけると嬉しいです。合格体験記の中に「やればできる子」についての記述がありましたが、あれは非常に印象的でした。
合格者: はい(笑)。自分のことを「やればできる子」だと思っている人には、毎日学習会は特におすすめだと感じています。私もそうだったんですが、持論として「やればできる子」であっても、「やらなくてできない」のであれば、「やってもできない人」と結果は変わらないんですよね。 毎日学習会は、そんな私のような人間を「やらない人」から「やる人」に変えてくれる場所でした。そこに大きな価値を感じています。
塾長: 非常に本質的な言葉ですね。最後に、進路に悩んでいる高専生の後輩たちへメッセージをお願いします。
合格者: 高専での5年間や研究活動を振り返ってみてほしいです。カリキュラムへの不満や、活動への後悔はありませんでしたか? 高専生は普通高校生よりも期間が長く専門性も高いため、振り返ることで自分の「軸」が見つかりやすいはずです。
塾長: 確かに、5年間の経験は大きな武器になりますね。
合格者: はい。周囲の空気に流されて進路を決めるのではなく、その軸を元に能動的な選択をしてほしいです。私はSFCを選びましたが、私の友人で研究中にデザインに目覚めて美大に行った人もいます。 やりたいことを見つけるのは大変ですが、友人や先生、もし周りにいなければ毎日学習会の無料相談などを利用して、誰かと話してみてください。貴重な10代後半から20代前半を過ごす場所を、ぜひ自分の意志で決めてほしいと思います。
塾長: 力強いメッセージ、ありがとうございます。これからの大学生活での活躍も楽しみにしています!
















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