私はプログラミングが得意だったこともあり、一年ほど前からAO入試を検討していました。それまでプログラミングの大会などで資料を作成していた経験があったため、AO対策専門塾に通う予定は一切なく全て資料は自分で作成するという楽観的な考えを持っていました。
しかし、いざ書き始めてみると、どう書いていいかわからない部分が多くあり半年前になって急に塾に入ることを検討し始めました。どこの塾も非常に高額で一般の塾とは違い質の比較も難しく、悩んでいた中、毎日学習会に出会いました。LINEでのオンライン添削を1回数千円で毎日指導を行うという斬新な授業スタイルに惹かれ入塾することにしました。結果的に8月出願のSFC夏AOに向けて6月から書き始めるという事態になってしまい自分としてももう間に合わないかもしれないという不安はあったものの、毎日継続して続けることで着実に資料作成を進めることができました。授業ではまず林先生とともに自らの研究テーマについて話し合いました。今まで自分がやってきたことに加えSFCのテーマ選びの条件に合致するものになるよう、複数の案から絞り込むような形で行いました。林先生自身がSFC出身であることからSFCの内部状況や教授の詳しい情報について聞けたので非常に助かりました。その後の授業では主に、志望理由書と自分の研究についてまとめた自主レポートについて添削してもらいました。私の研究内容を尊重しつつも構成や言い回しで不自然な部分を厳しく指摘していただき、短時間で高クオリティーの資料が完成しました。また、今回は新型コロナウイルスの影響で2次面接が行えない可能性があったため、代わりに3分間ビデオの提出が必須となりました。どのような構成でビデオを作ったらいいのかわからない中、林先生がサンプルビデオをいち早く公開してくださったおかげで効率よく台本の作成、撮影、編集を行うことができました。一時はAO入試を諦めようと思ったり、資料作成が間に合わないのではないかと不安に駆られたりすることもありましたが無事指定された提出日までに提出することができました。9月になってSFCの方から2次面接は正式に行われないことが発表され、書類とビデオのみで最終合否が決まってしまうということになりました。面接の対策をしていた分、少し残念ではありましたが、自分は元々映像作成が得意で編集も慣れていたため比較的高いクオリティーの動画を提出出来ていたので、この発表は非常に自分にとって有利だなと感じました。合格発表の日、わざわざ学校を休んで自分のパソコンで結果を確認しました。ある程度自信はありましたが合格と分かった時は非常に嬉しかったです。SFCのAO入試は提出書類が多く本当に大変だとは思いますが、自分を信じて頑張ってください。
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