(ア)
示された通りに計算する。答えは36。
(イ)
結果として,,…,の値を出力する、との文章からがハミング数となることが分かる。
(ア)で示されている処理手順を条件として当てはめていけばいい。
まず容易に分かるように、である。
nの値を1増やすと2である。
2×=2
3×=3
5×=5
である。
したがって。
このとき、2は斜線を引かれる。つまり消される。2×が消されるということである。
つまり、
=2×
のとき消されている。
このときのnとpの値を考え、
のとき消される、つまりpを1増やす、と考える。
次にpの値を増やす(消す)のは、xを10000以下の任意の自然数として、
となったときである。
これはn=10000となるまで続く。
同様のことが、q,rについても言える。
よって答えは(1)。
(ウ)
これは背理法という数学の証明方法の一つを用いている。
=1なので、
であることは容易に分かる。
i>0の場合について証明するとは、
の場合について考えればよい。
である
との記述より
iが1少ないときを仮定する
と考えられる。
したがって
である。
の場合は、p=sになるときがある。このときj,kを適当に選び、とおくと
となるs’が存在する。
なぜならsは最小でも1であり、s=1のときはのときだからである。(このときはh’となる)
と書ける。
このとき
となる。
が出現している。
の場合は、
10000回目の実行として考える。
が最小の場合とは、
の場合である。
命令Cでpが1増えるので、となる。
である。
となる。
が最小でなかった場合とは、
がか
であり、
である。
このときも
となる。
これらの数式により問題文の証明は完成される。
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