早稲田大学 社会科学部 AO入試 志望理由書 提出例 (浜本篤史研究会向け)

  • 議論の整理・・・

中国において日本料理の消費の拡大は、中国都市部のライフスタイルの多様化を表している。異文化を受容するということは、しばしば、文化帝国主義との関連が指摘される。ある特定の文化の受容は、必然的に、それが存在しないままにして、存在していた元の文化を侵略、あるいは変容させる。

  • 問題発見・・・

では、中国における日本料理の拡大について社会学からどのように分析することができるだろうか。

  • 論証・・・

私はこれらの問題を解決するためには、中国社会に対する知識を前提とし、食文化がどのように受け入れられてきたかを整理し、日本料理においての現状を分析することが重要であると考える。たとえば、社会学の専門家である浜本篤史教授はそもそも、食文化が「閉じた」性格をもつものか、「開かれた」性格をもつものかについて、議論がわかれている。食文化史研究のガバッチアは、「アイデンティティと食べ物の関係を理解するためには、食習慣のもつ保守的・排他的性格に注目するだけでなく、変化の様々な局面において、異なる文化や社会の間の親密さを表す、食べ物のもつ象徴的なパワーについても検討を加えなければならない」 (ガバッチア, 2003:22-23)と述べ、食文化のもつ二面性に注目する必要があると指摘しているが、だとすれば、 この二面性の操作に大きく関与している人々の意識や行動に焦点を当てる必要がある。と発表している。[1]

  • 結論・・・

そこで、海外における日本食の需要について、中国市場を専門的に研究するため、社会学について専門的知識に富む貴学社会科学部の浜本篤史教授の下で、上述の問題点を整理するべく食文化とグローバル社会について研究を深めたいと考えている。

貴学社会科学部の浜本篤史研究会が上述の研究を進めるのに最適な研究環境との確信のもと、貴学社会科学部に入学し浜本篤史研究会に入会することを強く希望する。

 

[1]浜本篤史 園田茂人著『現代中国における日本食伝播の歴史と力学一北京の日本料理店経営者を対象にしたインタビューから一』(2007 5月)

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第6章 モチベーションについて考えよう
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