議論の整理(要約)
現在の世界で、留学生や海外就業者の増加により、国境を越えた異文化交流が進んでいる。また、グローバルに事業を展開したい企業が、就職活動をする若者に対して、海外における活動経験や、高度な英語力を求めることも少なくない。そのため、外国語学部に所属してるわけではなくても、英語を継続的に学び続けることが推奨させている。
問題発見
日本では、異文化交流の進展に対応するために、高度な英語能力が求められることが多い。それに対して、イスパニア語の運用能力を求められることは基本的にないように見える。しかし、地球環境問題に対応するためには、イスパニア語を学ぶことに意味があると考える。
論証
地球環境問題は、地球上のすべての国が直面している問題である。地球環境の変化が集中的にあらわれてるエリアのひとつが、イスパニア語の話者が多いラテンアメリカである。ラテンアメリカでは、熱帯林や希少生物・植物が急速に消滅している。そのため、当地の自然環境や気象の変化を調べたり、課題の解決に取り組んだりすることで、さらなる共同解決が期待できる。
そのとき、通訳を介する、英語を共通言語とする、日本語話者を積極的に採用するなどの解決策もあるだろう。しかしそれでは、ラテンアメリカに滞在して様々な事業を展開するうえで、対等な関係を築くのが難しい。イスパニア語を話せる日本人が増えることで、ラテンアメリカの課題解決を通じて、地球全体の課題を解決できる可能性が広がる。
結論
私は将来、自分たちのみならず、次の世代が快適に暮らせるように、地球環境の問題解決に取り組みたい。問題解決のための研究や支援活動をするなかで、イスパニア語によるコミュニケーションは、プロジェクトを円滑にすすめる力となると考える。
吟味
地球環境の問題解決にかかわる事業は、グローバルな人材構成でおこなわれることが多い。ほとんどが英語話者になるなか、イスパニア語話者を積極的に採用する環境づくりも必要になると思った。(825文字)
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