慶應SFC 総合政策学部 情報入試 2016年 大問Ⅱ 過去問解説

(ア)
通信速度の単位として使われるのはMbpsやGbpsなど。
bpsはbit per second、秒あたりのビットの頭文字。

Mは2の20乗。
よって1048576バイト。

(イ)
この問題はひねりが必要な問題である。

まずカードの最初の数に着目する。

となっている。
つまり、
Aのカードは2進数で一番下の桁があるかないか
Bのカードは2進数で下から2番目の桁があるかないか
Cのカードは2進数で下から3番目の桁があるかないか
Dのカードは2進数で下から4番目の桁があるかないか
なのである。

と考えると

なので6枚のカードで目的を達成できる。

最初の数が一番大きいカードは32から始まるカードで
32,33,34,35,36,37,38,39,40,41,…
なので
41
である。

6桁の2進数で表したとき、1が1個で他は0で表現した数がカードの中に1回しか現れない数字である。

である。

同様に、1が2個で他は0で表現した数がカードの中に回現れる数字である。

である。

(ウ)
比較する回数は4回。
前後の交換は2回起こっている。

このとき、カードは
31,12,41,11,77
となっている。

これを繰り返す。

31と12を比較し、交換する。
41と41を比較し、そのまま。
41と11を比較し、交換する。
41と77を比較し、そのまま。
このときカードは
12,31,11,41,77
となっている。

12と31を比較し、そのまま。
31と11を比較し、交換する。
31と41を比較し、そのまま。
41と77を比較し、そのまま。
このときカードは
12,11,31,41,77
となっている。

12と11を比較し、交換する。
12と31を比較し、そのまま。
31と41を比較し、そのまま。
41と77を比較し、そのまま。
このときカードは
11,12,31,41,77
となっている。

よって次の比較作業では交換作業は起きず、終了。
交換は全部で6回行われた。

5個の数字が順番通りなら、
比較は4回、交換は0回である。

完全に逆なら、順番に追っていけば、交換が10回必要なことは分かる。

なお(39)については正答が存在しない。

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