慶應義塾大学 文学部 自主応募入試 志望理由書 提出例(川島健太郎ゼミ向け)

議論の整理・・・貴学の論文(※1)では、写真や映画というメディアは、かつて人間が無意識に所蔵していたものを目に見える形で残すことを可能にしたメディアであるとされている。無意識の意識化を促進したのである。

問題発見・・・しかし、現在においては、スマホの登場により、写真や動画は誰もがいつでも撮影できる時代となった。このことが、より無意識の意識化を促進している可能性はある。

論証・・・なぜなら、かつて特別な機会に撮影するものだけだった写真が、日常のいたるところに入り込んできたのである。インスタグラムの流行がそれを指し示す。これにより、人間は無際限に無意識という「不思議な」領域を意識化し、いわば「不思議」のない全面的に可視化された存在へと変わっているのではないか。スマホの登場が、人間の記憶構造そのものに変化を与えている可能性は十分に考えられる。

結論・・・そこで私は、スマホの登場が人間の記憶構造をどのように変化させたのか研究したい。

※1川島健太郎(2002)「複製技術時代の記憶像:プルーストにおける写真メタファーの,ベンヤミンによる受容について」

 

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