慶應義塾大学 文学部 自主応募入試 志望理由書 提出例(小平麻衣子ゼミ向け)

議論の整理・・・貴学の論文(※1)では、太宰治と川端康成が本能だけを持ち思考能力のない現実の女性というイメージを作り上げ、女性の思考と書く行為を抑圧したとしている。

問題発見・・・しかし、こと作家の世界に限ってみれば、近年、村田沙也加、西加奈子、金原ひとみなどの文学は高く評価されている。

論証・・・彼女らの作品を読んでいると、女性の思考も、書く行為も抑圧されていないように考えられる。男女共同参画社会になったことで、女性はより抑圧から解放され、思考も書く行為も解放されたのではないだろうか。ところが、このような男女共同参画社会と女性作家の関係について研究された研究はない。

結論・・・そこで私は、まず女性作家のみを取り上げ、男女共同参画社会と女性作家の関係について研究したい。

※1小平麻衣子(2008)「文学の危機と<周辺>の召喚 : 女性の執筆行為と太宰治・川端康成の少女幻想の間」

 

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