慶應義塾大学 文学部 自主応募入試 志望理由書 提出例(渡辺丈彦ゼミ向け)

議論の整理・・・貴学の論文(※1)では、東日本大震災後の復興に伴う土壌掘り返しによる遺跡出土に対し、遺跡保護の立場から研究者が関与したとされている。

問題発見・・・しかし、このような公共工事と遺跡保存の関係について考察した研究は少ない。わずかに論文※2が見られるのみである。その論文にしても、遺跡保存の重要性を訴え、公共工事の重要性に対する視点が抜けている。

論証・・・この問題は熟考を要する。確かに、学術的立場からは遺跡保存の方が望ましいが、地域住民の立場からは公共工事の実施の方が望ましいことが多々あるのである。公共工事とは「いま、ここ」で生活している人をより豊かにするための工事で、昔ここで生活していた人の跡の保存と比べた場合、どちらを優先するかは画一的な基準では決められなく、だからこそ研究者による学術的社会的見地から見る保存の意思決定への参加が求められるのである。

結論・・・そこで私は、遺跡保存と公共工事の関係について社会学的に研究したい。

※1渡辺丈彦(2013)「復興事業に伴う発掘調査に対する奈良文化財研究所の取り組み」
※2十菱駿武(2016)「埋蔵文化財保存と開発事業」

 

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