議論の整理・・・貴学の論文(※1)によれば、都道府県立図書館において医療・健康関係の図書をまとめて排架する、相談会を催しているなどの取り組みをしている図書館は数多く存在する。
問題発見・・・しかし、患者会に関する取り組みをしている図書館があるのかどうかは、必ずしも明らかになっていない。患者会は通常圏域単位、都道府県単位で各疾病別に催されており、都道府県立図書館でその情報を提供することは大変意義があることであるにも関わらず、である。
論証・・・なぜなら、患者会が必要な疾病を患っている患者にとって、患者会の情報は現状インターネットでも収集しづらく、図書館が窓口となるのは大変意義があることだからである。
結論・・・そこで私は、都道府県立図書館における患者会に関する取り組みの現状を研究したい。
※1田村俊作、池谷のぞみ、須賀千絵、三輪眞木子、越塚美加「都道府県立図書館による医療健康情報サービスの提供とその意義」
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