慶應SFC小論文の書き方【Amazon人気No.1講師が教える添削が要らない慶應SFC小論文の書き方】

(林)毎日学習会のです。

(高橋)高橋です。

(林)よろしくお願いします。

(高橋)よろしくお願いします。

(林)今日は、「慶應SFC小論文の書き方」ということで、やっていこうと思うんですけれども。
高橋さん、現役時代どんなふうにやってましたか?なんかこう対策とか。

(高橋)そうですね……まず、慶應SFCというのがどういうところなのかを知る、というところから始めました。

(林)そうですね、SFCがどういうところかっていうと、これは多分アドミッション・ポリシーとかにも書いていると思うんですけれど、「問題発見・問題解決」のキャンパスなんですよね。「問題発見・問題解決」って何か、わかりましたか?四年間いて。

(高橋)いま現状どういう問題が起きているのか、しっかり分かった上で、自分がどういう問題にどう対処できるのかというのを発見して、自分なりの解決方法を導き出してというところが、SFCでよくやられる研究の手法なんだなって、四年間で学びました。

(林)コンサルの人とかそういうことやってるから、コンサルに入る人が、SFC多かったりするんですけど。
他の学部と何が違うかというと、他の学部は、こういう法律があります、この法律の中のこれではこういうふうに書かれてるんだけどこれは正しいかどうかという、学問体系の中での話が多い。SFCは、まず問題があってそれをどうするか。SFCでは、問題を発見するところがスタート。
ただ、いきなり「こんな問題発見しました!」って、思いつきで問題発見することってできなくて、現状の整理をする必要がありますよね。それは日本では統計的にこうなってますとか。そういうのを、私達は「議論の整理」と呼んでますけれども、いまどういう状況にあるのかというのを整理する、これが小論文では大事です。
「問題発見」の前に「議論の整理」をする。「議論の整理」をして、「問題発見」して、そのあと「問題解決」していくんですけど。
この「問題解決」をしていく前に、そもそも「問題」がどういう問題なのか、どういう構造なのかとか、そういうことがわかんないと「問題解決」できない。「問題解決」も、いきなりこれが解決策です、思いつきで書いても評価はされない。その問題っていうのが、どういう構造なのかなとか、そういうことがちゃんとわかんないといけない。だから問題発見したら、発見した問題に関して「論証」してあげる必要がある。例えば、この問題の根本的な原因なんなのかな?とか、問題の原因ってなんなのかな?とか、その問題ってこの法律に当てはめるとこういうことなのかなとか、そういう風にこうその問題に関して分析するってのは、すごい大事ですよね。
その後は、「解決策」なり、そこから導かれるような「影響」なり「結果」なり、そういう結論的なことを書く。
その大学の研究とかでも言われると思うんですけど、なにかしらこう自分なりの結論、合ってるかどうかわからないので「仮説」って言うんですけど、「仮説」が出た後にやんなきゃいけないことって、何か言われましたか?

(高橋)仮説が出たら、それについて、考えていくってことですよね。

(林)仮説の検証が、大学でもすごい求められるんですけど。小論文もそうで、自分でなにかしら影響とか結論とか解決策とか、小論文で求められているものを書くと思うんですけれども、そこで終わると6割解答なんですよね。受かるかどうか分からない解答になる。自分なりの「結論」とか「結果」とか「解決策」とか「影響」とか、なにかしら小論文で求められてるものが出てきたら、その後は、本当にそれで正しかったのかを「吟味」する。批判的に見てみる。他の考え方はないかとか、なにか自分のものより良い考え方がないかとか、誰が得するかとか、誰が損するかとか、そういうことを考えることが大事。
SFC小論文に関して言うと、大学の研究論文を書くときと、求められていることはそんなに変わらない。「現状整理」して「問題発見」して「論証」して「結論」(解決策・影響)、設問に求められるものを書いて、それに関して吟味していく。これを私達は「小論文の5STEP」と呼んでいる。これを守って論説することが、非常に大事。
単なる要約を書く時は、結論・根拠・具体例・結論で書くとか、よく聞くと思うんですけど。
あとはたとえば、課題文がめっちゃあるときは、課題文十数個とかありますよね。課題文だけで、20~30ページあるんですよ。それをどういうふうに見ていくかというお話は、また別の機会でできればなと思うんですけど。その十数個の課題文の、その資料A、資料B、資料Cとか、どうやってまとめるかというと、もともとそれらの課題文は何について話してる文なのか、共通の前提を書いて、その後に、Aグループはこういう立場、Bグループはこういう立場、みたいな感じで、課題文をカテゴリ分けして、どういうところで意見の食い違いがあるか書いていくとか、そういうふうな要約の書き方もありますね。
だいたい小論文の書き方は3つですね。小論文の5STEPで書くか、結論・根拠・具体例・結論で書くか、共通の前提とそれぞれの相違点で書くか、この3つのパターンで、だいたいどんな小論文でも書けるかなと。毎日学習会では、過去25年間分の慶應の全学部の問題に関して、そういう形で解説しています。自分なりに小論文書く時とか、そういう形で型とか枠組みとか作ってましたか?

(高橋)そうですね。本当にさっき言っている通りな感じで、型をはじめに作っておいて、そこに当てはめるだけという対策をしていました。

(林)ありがとうございます。アイディアとかは重要で、型なんか作ると小論文良くないという人がいるけど、小論文の先生がお金儲けのために言ってるだけ。型があれば、毎日学習会で添削受ける必要ない。それでも不安なら、お問い合わせしていただければなと思うんですけど。
基本的にはそんなに難しいもんじゃない。1000字書こうと思ったら難しいですけど、5STEPだったら200字ずつなわけじゃないですか。200字の文章書くことは、そんなに難しいことじゃないですから、そんなに不安に思う必要はない。そんな感じでみなさん頑張っていきましょう。
よろしくお願いします。

 

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