私は慶應義塾大学に一浪(仮面浪人)の末、合格しました。しかし、三年前は慶應と聞くと私の生活からは程遠く生涯無縁に決まっているがとても輝いて、エリートが集まるような所なんだろうというイメージしかありませんでした。何故、私が慶應に入れたのか、どのように合格できたのか振り返ってみたいと思います。
私は、一般的な家庭に生まれ、普通に義務教育を終え、偏差値40程度の高校に進学し、受験とは無縁の存在で、慶應など雲の上の存在でした。私に転機が訪れたのは高3でした。やりたいことも定まらず、進路も決まらなかったため、大学受験をして視野を広げるという考えに至ったのです。私の性格上、やるからにはテッペンのような部分があったため、周りの嘲笑を浴びながらも志望校は慶應義塾大学に設定していました。私は必死に勉強して成績も伸びましたが、結局合格したのは地元の私立大学のみでした。一度はその大学に進学しましたが、やはり頭の片隅に残っている一度は抱いた大志が後悔に変わってしまうことを自分は嫌だと感じました。自分の能力がこの程度だと納得できなかったという事もあったかもしれません。
そして私は再受験を決意し、大学を休学しました。しかし、一度は失敗した大学受験。同じようにやっていては同じ結果がついてくるだろうと考え、自分を慶應まで導いてくれる何かを探すことから始めました。そして私は書店で「小論文はセンスじゃない」という本を手に取り、読んだ結果、低コストと添削回数に魅了されて毎日学習会への入塾を決めました。この時は、正直、たかが1日10分で何が変わるのだろうと考えており、結果がでなければすぐにやめようと考えていました。しかし、この塾との出会いが私の大学受験における1番の転機で、最終的に慶應義塾大学合格への道をつくってくれたのは間違いなく毎日学習会でした。5ステップスを意識して小論文を書くことで例え異質な問題に出会おうと決してペンが止まることなどありませんでした。私は、予備校の小論文講習にも通いましたが非常に高価格で数回の授業しか受けられず、慶應に特化したものでもなかったので大きな効果は得られませんでした。それに比べ毎日学習会は、指導法も確立されており、現役慶應生なども在籍し、非常に慶應に特化したと言える小論文指導を低価格と高い質をもって提供してくれました。私を慶應に導いてくれた毎日学習会には本当に感謝しています。
私はSFCの両学部を英語と小論文を使って受験しました。そして、結果として環境情報学部に現役合格することができました。しかし、そこまでに至るプロセスは決して順風満帆なものではありませんでした。
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