早稲田大学 政治経済学部 AO入試 志望理由書 提出例 (吉野孝研究会向け)

  • 議論の整理・・・

国際政治という概念は、一般に、アメリカによって提唱されたと言われている。また、多くのイノベーション研究は、アメリカ国内の研究者によって行われている。それらの要因は、政府としてのアメリカ国家の戦略はもちろん、社会的な要因も大きな割合を占めると考えられる。たとえば、アメリカ政治の専門家である吉野孝教授はアメリカにおける支配階級は存在しないということに関して触れている。[1]

その様な社会的要因を持つアメリカ政治を研究することはアメリカの戦略を研究することと同義である。アメリカ政治を研究するにあたって、それらの政党を研究することは、避けては通れない。アメリカ国民がその時代、どの様な志を持ってその結果どの様な結果をもたらしたのかを研究する必要がある。

  • 問題発見・・・

では、アメリカ政治において政党論からどのように分析することができるだろうか。

  • 論証・・・

私はこれらの問題を解決するためには、これまでのアメリカ政治、また、アメリカの歴史に対する理解を前提とし、その当時のアメリカの世論はどの様なものであったかを整理し、出馬者の掲げたマニュフェストを分析することが重要であると同時に、アメリカ国内における選挙制度に関して考察することも必要であると考える。

たとえば、アメリカ政治、政党論の専門家である吉野孝教授は、アメリカにおける政治的決定形成者のペルソナを場合分けし、それらを分類している。[1]

  • 結論・・・

そこで、アメリカ政治について、アメリカの政党を専門的に研究するため、アメリカ政治について専門的知識に富む貴学政治経済学部の吉野孝教授の下で、上述の問題点を整理するべくアメリカの政治的戦略について研究を深めたいと考えている。

貴学政治経済学部の○○研究会が上述の研究を進めるのに最適な研究環境との確信のもと、貴学政治経済学部に入学し○○研究会に入会することを強く希望する。

[1]吉野孝『アメリカ政治学における政治的リクルートメント研究』(早稻田大學政治經濟學會2005)

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