早稲田大学 人間科学部 AO入試 志望理由書 提出例(巖淵守研究室向け)

  • 議論の整理

スマートフォンの普及により、人々の生活にとってICT技術が欠かせないものになりつつある。近年、このような身近に存在するテクノロジー「アルテク」を利用したインターフェイスが、日常生活を送ることが困難な疾患や障害を持つ人々のQOL向上に貢献している。例えば、欧米では早期認知症患者の自立した生活を支援するようなリハビリテーションプログラムの一環にICT技術を取り入れようという試みがなされている。

  • 問題発見

日本においても、巖淵教授らの開発した学習障害児向きの読み書き支援アプリケーションが実際にこれを利用した生徒の学力向上に貢献しており、その効果は大きいものであるといえる。また、意思疎通が困難であるほど重度の障害を抱えた人々に対してもこのような支援技術は利用できる。具体的には、ゲーム機やタブレット端末のカメラを用いた観察ツールなどへの応用である。これは、重度重複障害のある人の微細な動きをカメラで捉え、情報処理を行うことによって身の回りにある電化製品の操作や会話補助装置の作動を可能にする。このような技術のニーズは広く存在すると考えられるが、それは具体的にどのようなものであろうか。

  • 論証

私は「アルテク」を吃音症の治療に役立てることができないか考えたい。吃音症は子供の20人に1人が持っており、この症状に苦しむ人は多い。しかしながら、確立した治療法がなく、症状の緩和を促すような訓練を継続することが必要とされている。近年有効であるとされた訓練法にリッカムプログラムというものがあるが、これは発言に対して第3者の視点から評価を与える方法である。このプログラムにICT技術を応用できないか模索したいと考えている。

  • 結論

AIの発達とともにICT技術も今後飛躍的に発展し、より人々の生活に根付いたものになるであろう。本研究を通して、この技術から受ける恩恵をあらゆる人々が享受できるような社会を作る一翼を担いたいと考えている。

  • 結論の吟味

本研究を行うにあたって、当該分野において数々の優れた応用研究を行ってきた巖淵教授のもとで学ぶことを強く希望する。

参考文献

巖淵守、松田英子 (2016) 「身の回りにあるテクノロジー(アルテク)を利用した支援インターフェイス」『計測と制御』55(2), 102-106

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