議論の整理・・・
バンクラデシュは人口が1億6千万人程度おり、ベンガル語を公用語としている。識字率は48.3%であるため、知識人はベンガル語で論文や書籍を出版するよりも、英語で発表することを選ぶ。英語の言語能力なしには高水準の仕事は得られなくなっているのだ。中流階級以上の国民は英語で日常会話を行うこともあり、格差の可視化ともなっているという。[1]
問題発見・・・
グローバリゼーションの進む国際社会において、よりいっそう英語教育の強化が叫ばれている。英語学習の時間が増えて、英語話者が増え、留学や国際結婚なども増えるだろう。ただ、英語という言語は果たしてネイティブ並みに流暢に話す必要があるものなのだろうか。
論証・・・
日本においても近年外国人観光客の増加や、企業における外国人誘致などによって日本語以外の言語の使用機会は確実に増加した。その際、片言の英語で一生懸命会話をするより、完璧な発音で早口に会話をする者の方が確かにかっこいいと感じられる。
ただ、言語とはあくまで思考伝達のためのツールである。既に日本語という最も慣れ親しんだ第一言語を保有している以上、完璧な英語を誰もが身につける必要はないと思う。
バングラディシュをはじめとした他国の言語政策から、日本人の英語との向き合い方を考えていきたい。
結論・・・
上記の研究について、バングラデシュの言語学に精通したホサイン・タニア教授のもとで進めることを希望する。
[1]ホサイン タニア”English as a Global Language in Post-Colonial South Asia: Perspective on Bangladesh”Association for Transcultural Studies, Waseda University 3(0) 95-117 2013年3月
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