早稲田大学 教育学部 外国学生入試・帰国生入試 志望理由書 提出例(渡邉芳敬ゼミ向け)

 

■議論の整理

 

フランス文学の名作『レ・ミゼラブル』は、ミュージカルや映画など様々な派生作品が存在する。1980年には小説を原作としたミュージカルが上演され、そのミュージカルを原作とした映画が2016年に公開された。1998年には小説を原作とした映画も公開されており、同じ『レ・ミゼラブル』名義の映画作品であっても脚本が異なる2種があることになる。日本でも1902年に『噫無情』として小説が紹介された後に複数回の翻訳が行われている他、1987年のミュージカルの初演以降は現在に至るまで複数回上演されている。

 

■問題発見

 

『レ・ミゼラブル』は新潮文庫版で全5巻、角川文庫版で全4巻にわたって記されている長編作品である。それを約3時間のミュージカル作品にまとめている。さらにそのミュージカルを2時間半の映画作品にしている。時間に制約がある舞台作品・映画作品の場合は、原作の必要な部分を抜き出して再構成して製作する必要がある。特に舞台作品は空間的な制約も大きい。

 

■論証

 

小説や漫画の舞台化作品の中で複数回上演されているものは数が多いとは言えない。原作に内容が近い作品となるとさらに数は少なくなる。例えば、バロネス・オルツィの『紅はこべ』を原作としている『スカーレット・ピンパーネル』では、登場人物は原作に近いものの、ストーリーは大幅に異なる。原作を活かした舞台と映画の双方が存在する原作小説になると、『レ・ミゼラブル』の他は『若草物語』『レベッカ』などに限られる。空間的な制約を乗り越えても舞台化できる作品は特殊であると言える。

 

■結論

 

『レ・ミゼラブル』のような、舞台化・映画化に成功した作品の原作小説の共通点を知ることができれば、舞台作品の脚本のあり方や原作の再構成の方法論を確立させることにつながるのではないか。

 

■結論の吟味

 

以上の研究を行うため、貴学教育学部複合文化学科に入学し、渡邉芳敬教授の研究会で学ぶことを強く希望する。

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