2020年 上智大学編入学試験 外国語学部・ポルトガル語学科 小論文 解答例(問2)

議論の整理(要約)

現在の日本では、グローバルな環境で勉強・仕事をする場合、英語話者であることが前提にある。それに対して、ポルトガル語能力を要求されることはほとんどない。ポルトガル自体は大きな国ではないことも、マイナー言語とされてしまう一因だ。しかしながら、人口が爆発的に増加しているブラジルの公用語もポルトガル語である。世界レベルで考えると、ポルトガル語の話者数は私たちが想像しているよりもはるかに多い。

問題発見

日本に住んでいるブラジル人は多い。そのためグローバル化する日本の課題解決のためにポルトガル語が果たす役割は大きい。

論証

群馬県大泉町には、製造業の工場が多数あることから、ブラジル人労働者がぞくぞくと受け入れられ、ブラジリアンタウンが形成された。最近は、ベトナム人やネパール人など別の国の労働者も増えており、大泉町は多文化がすすんでいる。

外国人コミュニティはひとつにまとまるのではなく、それぞれが独立している。その結果、大泉町という小さな町で、多文化状況に対応することが難しくなってきている。そこで、昔から大泉町に住んでいるブラジル人が、日本人と一緒に課題解決に取り組む必要性が高まっている。

結論

すべての外国人コミュニティに対して、平等に対応することは大前提である。そのうえで、在日ブラジル人と協働するためには、相手の積極的な参加を促すためのポルトガル語によるコミュニケーションが不可欠である。

吟味

とはいえ、ブラジル人は、どこまで地域の課題解決に意欲があるのか未知数だ。外国人労働者に対する、大泉町の一員としての意識づくりもすすめる必要があるのではないか。(682文字)

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