慶應SFC AO任意提出資料で逆転合格する秘密の対策法

(林)はい、じゃあ早速やっていきましょう。
毎日学習会の林です。

(高橋)高橋です。

(林)よろしくお願いします。

(高橋)よろしくお願いします。

(林)今日は、任意提出資料の話をしようと思うんですけど。
任意提出資料どうでもいいから、任意提出資料力入れなくてもいいよ、という塾があることにびっくりしてて。それだと、内申&実績がいい人しか受かりません。内申&実績ない人は、任意提出資料抜きで合格するのは難しい。
任意提出資料っていうのは、A4・10ページ以上の論文を添付できる、唯一のチャンス。他の出願者と差をつける、すごい大きなチャンス。それはやっぱり活かしてほしい。
SFCで、すごいユニークで、それで結構みんなから注目を集めてたみたいな子とかって、いっぱいいると思うんですけど、印象に残った子って誰かいますか?

(高橋)みんなと違うことをしてて、注目を集めた子ですか?

(林)みんな結構違うから、なんとも言えないんだけど。

(高橋)学校での活動とは別に、ふんどし協会を作ってめちゃくちゃ広めてたとかwwww

(林)その子は、ふんどしをやることに、命を賭けてるのかなと思うんですけど。
そういう変わった人もいる中で、自分は他と違うんだということを、アピールしないといけない。
自分は真面目さしか取り柄がない人は、とにかくその真面目さを極めるってのは、すごい大事で。
教え子で、広島の公立高校からの浪人だったんですが、あの子はすごい真面目さが取り柄の子で、全国の47都道府県のウェブサイト、これはあの地方自治体のウェブサイトですね、全部調べて、どういうところがどういうふうに使いにくいかを、すべて数値化して表にまとめてエクセルにして、それで任意提出書類に出して、受かった子いましたね。やばいですよね……。だからそこまでやれば、浪人生でも受かる可能性があります。真面目な子に関しては、ふんどし協会のそういうのは難しいかもしれないけど、その真面目さをウリにしてほしいってのは、すごいありますね。
あとは、任意提出資料というのは、大学の卒論とかとそんなに変わりないんですけども。参考にした論文の構成を真似て書いてほしいというのは、すごく思っていて。そのあたりってこう、卒論書かれた時とかってどうでしたか?なんかこう、論文のレイアウトとか、本読んだりとか、有名な論文ちょっと参考にしたりとか、そういうのってしましたか?

(高橋)めちゃめちゃしましたね!

(林)どういうところ、参考になったとかありましたか?

(高橋)どういう論の視点からやって行くのかっていうところとかも、いろいろ参考にしました。

(林)これ卒論とか書いてたときに、結構わりとドン引くんですけど、わりと大学の先生って、一文一文の根拠求めてくるじゃないですか?

(高橋)めちゃめちゃ!

(林)30ページ出しても、一文ずつを聞いてくるみたいな。そういうところがあるかなと思ってて。なので本当に、一つの文とか一つの句読点ごとに、一個一個参考文献つけるぐらいの勢いで、根拠を明確にしていただきたいんだけど。参考文献が全てみたいなところも、任意提出資料で差別化するとすれば、あるので。そういうところは、やっぱり気をつけてほしい。
SFCAOは、自分の研究分野については、ド素人が読むってことを忘れないでほしいなとか。その海外の研究を持ち込むときに、日本でやる意義を考えてほしいとか。なんでもかんでもアメリカが正しいわけではない。アメリカのやり方を、日本でやる意味があるのか?他の国で、世界的にやってみて、こうなんか失敗が見えてるのに、日本でそれわざわざやるの?とか、やっぱりあって。
日本独特の、高血圧のこととか研究したら、日本は塩分がすごく多い食事をしてるから、アメリカとは違う結果が出ると思うからやってみたいとか。海外の研究を日本でやるにしても、この日本でやる意味みたいなものは、考えてほしいですね。
最先端の研究を、他分野巻き込んでやりたいというときに、最近良く出てくるのがAI、IoT、あとなにかありますか? SFCバズワードみたいなwww今流行ってる言葉。

(高橋)農業、VR、ドローン……。

(林)結構、入学した後に、人から話聞いても多いなと思うのが、VRやりたいとかARやりたいとかAIやりたいとかドローンやりたいとかで。案外その分野中途半端だったりするんですよね。全然分かってないとか。
私も個人でドローンも持ってるんですけど、実際やってみないとわかんないし。
なんでもかんでもAIで解決しようとする人いません?

(高橋)います……うるさいよってwww

(林)とにかくAIって書いときゃいいやって。AIでやるのはいいんだけど、なんでそれAIが必要なのってことは、やっぱりちゃんと答えられるようにしてほしい。
だから機械学習っていうのは、教師あり学習と教師なし学習があって。教師あり学習というのは、元々のサンプルがあって、それに近いものとそうでないもので分けられる。教師なし学習だったら、カテゴライズできる、いろいろカテゴリが出来てきて、そこからこう解釈を与えるとか。やってる人であれば誰でも分かってること。
ブロックチェーンとか。ブロックチェーンやりたい人、めっちゃ多いですよね。ブロックチェーンだったら、分散してるとか、偽造がしにくいとか、あるわけじゃないですか。
そういうのが、まずちゃんと分かってることが、すごく大事で。手段として、これはなんでブロックチェーンでとか、なんでAIでとか、それが分かるようにちゃんと書いてくっていうことは、すごい重要ですね。
自分の卒論とか書くときに、任意提出資料もあらかじめ用意しとく卒論みたいなものなので、卒論書く時とかに、なんかこう自分で気をつけたこととかありますか?

(高橋)自分で気をつけていたこと。人と絶対に被らないようなことっていうのは、意識していました。

(林)それはすごい大事ですね。それでなおかつ、世界で一番このことを考えたのは自分だ、と言えるようにすることが大事。中途半端に分かったからそれでいいという人は、SFCには向いてない。
そういう性格の人で、出身校が偏差値70以上とか、内申が4.5以上あるとかっていう方に関して言えば、文学部とか法学部の方が、法FITとか文自主応募とか、受かりやすいので、そっちを受けることをお勧めします。
内申悪くても研究に向いてる人とか、わりとそんな感じですよね、SFCAOで求められてるのは。成績とか実績ではなくて、内申悪いんだけど、すごい研究したいみたいな人が求められているので。
ちょっと自分は研究に向いてなさそうだなという人は、SFCAOは考え直したほうが良いのかなと思いますね。
救いがない話で終わりましたけど、正直にやっていきたいと思いますので。
何卒よろしくお願いします。

 

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