慶應SFC AOの実態

(林)毎日学習会のです。

(まこ)合格者のまこです。

(林)よろしくお願いします。

(まこ)よろしくお願いします。

(林)今日は、慶應SFCAOの実態っていうことなんですけれども。
実際合格された後に、SFCのAOで受かった人とかいっぱい見てきたかなと思うので、ちょっと色々お話しいただければなと思うんですけど。
どうでしょう。ぱっと、SFCで色々合格者見て、こういう人多かったなとか、自分なりの印象ってありますか?

(まこ)そうですね。AOで入学された方は、どこか自分を持ってるっていうのが、すごい感じられる。

(林)一般的なイメージだと、例えば全国大会行ってないと受からないとか、内申が良い人じゃないと受からないとか、そういうイメージってすごくあったりすると思うんですけど。
その辺って、実際入ってみてどうでした?

(まこ)人それぞれだと思います。
偏差値がない子とか入ったって、聞かされますし。
友達とかは、本当に何もしてないみたいな子でも、全然なんか入ったとか、います。

(林)いわゆる全国大会出てるとか、偏差値が凄い高い学校であるっていうのは、別に全然、必須条件ではなくて。
例えば、SFCでこういう研究がしたいっていうのがすごく明確な子だったりとかすると、うちの生徒でも実際いますけど、本当に調査書とかも2とか取ったことがあるような子で、高校がそんな大したところじゃないところの出身の子とかでも、自分はこういう研究をしたいみたいな子に、提出資料とかをかっちり書いて合格した子とか、全然居ますし。
去年もうちの合格者の半数は、実績も内申もない子なんですよね。意外とそれでも、全然合格できちゃったりとかっていうのもあったりとか。どういう研究内容やりたいかってところが、大事だったりしますよね。内申とか、いわゆる実績とか、そういうところがなくても、全然合格してる人はいる。

逆になんかこう例えば、普通に毎日学習会で一般入試受かったんですけども、まこさんは。その前はAOの塾に行ってて、AOの塾に行ってるときに、こういうタイプって内申とか実績とかあっても落ちるな、と思ったタイプの人とかっています?

(まこ)自分で何もしない人。自分から何も行動しない人。言われたことをただやってるだけ。

(林)結構自分もそんな感じだった?

(まこ)正直、AO入試ってどんなのか全然わからないし、何をすればいいかもわからなかったんで。とりあえず言われたことをやってただけっていうのが、やっぱり自分から行動しないと、何も得られないんだなってわかりましたね。

(林)AOの塾の先生とか、色々言ってくるわけじゃないですか。AOの塾の先生が、やっぱり生徒を受け持つときに一番最初に考えるのは、まず体験授業に来た時は、お金払ってくれるかどうか。あとは、体験授業が終わって今度契約したら、今度期日までに書類を出してくれるかどうか。正直あると思うんですよね、商売だから。
そういう風になった時に、期日までに間に合うようにできることを言うって感じだから、先生が言うことだけ聞いてると、他の子とそんなに代わり映えがしない書類ができるところは、正直ありますよね。
自分の事を振り返ってみてどうでした?うちは前にAOの塾行ってて、入塾前とか、入塾した後その、締め切りまでとか。

(まこ)期限に追われてたことしか覚えてない。

(林)いつ頃入ったの?

(まこ)5月とかですね。

(林)そしたら9月AOかなんかで受けたの?

(まこ)いや一期…でも間に合わなくって、書類が。しかもその時期…名古屋校だったんですよ、最初は。その、名古屋校ができたばっかに入ったのに、なんか一期が終わった瞬間無くなったんですよ。えっ!?みたいな。

(林)それはやばいね。

(まこ)余儀なく、とりあえず東京の一番大きな校舎に行ったんですけど。

(林)何校か言うとちょっとばれちゃうから…。新宿近辺校みたいな。

(まこ)そこにいってやらせていただいたんですけど。やっぱ慌てますね。

(林)毎日学習会とかだと、毎日やるんで、一応かちりかちりっていう感じではあるんだけど。
週1とかそういう感じ?

(まこ)そうです。

(林)週1でAOの対策するの、結構きついよね。

(まこ)正直、自分で頑張っても、限界とかありましたし。よくわからないことだらけなんで、SFCのことも、AO入試の募集要項とか見てても、まだ得られない情報とかあるので、その情報を得られるのが1週間ごとっていうのが、怖かったです。

(林)あとは何ていうんだろう。結構意外と、塾によっては適当なんだよね、指導が割と。なんとなくこんな感じかなとかでやったりとか。
校舎が多いっていうのも、すごい便利なんだけど、考えものかなと思ってるのは、ノウハウの共有があんまりなされてなかったりすると、難しいんだよね。どんなに合格者が多い塾でも、例えば名古屋校1校で何人受かってるかっていうと、それって結構怖いじゃんっていうところがあって。
うちは基本的に、対面でやってる人はみんな新宿・西新宿に来ていただくんで。ネットでやってる人はネットでって形なんですけど。ノウハウが一箇所に集まってるんだけど。
複数あるとさ、本校の先生は良くても、名古屋校の先生はイマイチとか、そういうことがありがちっていうのは、もしかしたらあるかもしれないね。
あとはやっぱり、結局、先生に言われたことだけやってると、先生の一番の関心事ってのは多分、締め切りまでに出して訴訟ならないことなんだよね。っていう風に考えると、それだけだとやっぱり難しくって。
実際受かる子っていうのは、こっちがこれぐらいやってきてくださいねって言って、プラスアルファでなんか自分で勝手に進めてくれるっていうのは、結構大事だよね。合格者、大体そんな感じだよね。

(まこ)本当にそれは思います。

(林)だから、自分でやっぱり進めていけるっていうのが大事で。自分で進めていく時にやっぱりすごく大事なのが、もちろん間違った方向に進んじゃいけないんだけど、書類とか調べててすぐ諦める人って結構居るじゃん。日本語で調べてみて見つかりませんでしたとか、英語も調べてみたんですけど見つかりませんでしたとか、そんなわけあるかと思って、俺調べてみると大体見つかるんだよね。調べ方が下手みたいなことが結構あって。調べたことがわかるまで、とにかく徹底的に、やっぱり調べ尽くしていくとか。そういう感覚ってのは、やっぱりすごく大事なのかなと思ってて。そういうところがあるかどうかっていうのは、多分すごい大事ですよね。
あとはなんか、自分なりにやっぱり、AOの塾とか選ぶうえで注意した方が良いなとか、AOも含めて一般も含めてなんだけど、注意したほうが良いなと思う部分とかって、何かありますか?

(まこ)自分に合った塾を見つける。

(林)相性ってあるよね。

(まこ)相性はすごくあると思います。

(林)自分の場合どうでした?

(まこ)いやもう…わかるじゃないですか。

(林)多分、毎日でやったほうがよかったんだろうなっていうのが、うちで一般で合格したんですけど、あるかなっていうのがあって。
あとは、塾の雰囲気っていうのもあって。うちはどういう子が多いかっていうと、帰国生とか外国籍とか浪人ってのがすごく多いんですよね。割とこう、そういう中で、人種差別とかは基本的にない。その、キラキラしてるか、どよんとしてるかって言うと、キラキラはしてないですね、少なくとも。何かどちらかっていうと、不登校だったりとか、通信だったりとかしてても、とにかく量こなすことで受かろうねって感じの塾なので。
正直、キラキラいろいろ人脈作って、それで、合格したいですって人は、AO義塾に行ってもらった方が良くて。具体的な話してごめんなさいね。
私は、どちらかというとそういうことよりもその、論文をたくさん読んで、かっちり研究としてまとめて、それで合格してほしいなと思ってて。そういう人のほうが、多分向いてますね。塾ごとのカラーってすごくあるので、それは多分しっかり見たうえでやった方がいいのかなっていうのはすごく思ってて。
逆に私なんか、政治家と会って人脈作るとか、あまり興味ないんですよ。自分自身も全然しないし。
だから、そういうのは多分、人によって違うと思うので。しっかり考えて、自分はどういう塾が向いているのかなとか、どういう塾が合うのかなとか、そういう所をちょっと考えた上でやってみたらいいんじゃないかなって思います。
よろしくお願いします。

 

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