慶應SFC AO面接で不合格になる理由

(林)毎日学習会の林です。

(まこ)合格者のまこです。

(林)よろしくお願いします。

(まこ)よろしくお願いします。

(林)今日は、SFCのAOの面接で不合格になる理由、てところでやっていければなと思うんですけど。
面接で不合格になる理由って色々あるんですけど。結構、面接で不合格になる理由って、実は面接になかったりすることが、まあまああるんですよね。結構面接って…。どうですか、周り見てても、どうしてこの子は面接通ったの?みたいな子、割と居ません?

(まこ)居ますね。

(林)何でこの子が面接通ったの?って子って、大体落ちますよね。書類通って面接までいった子で、何でこの書類で通ったの?っていう子って、大体面接だと落ちません?

(まこ)あ~そうなのかな…。

(林)どうなんだろう、最後までいっちゃう人居る?たまに居るけどね。なんで??っていう子居るけど。
基本的には、何でこの書類で通ったの?って子は、大体面接だと落ちるんですよ。なんでそうなのかっていうお話をできればなと思うんですけど。
面接で不合格になる理由が、必ずしも面接にあるわけじゃないよって話は、最初にしたくって。
面接って、書類見た段階で、これは絶対良いな、いけるなっていうことで合格する人と、ちょっと…粗削りだけどもしかしたら話聞いてみたら何かあるかもしれないから、とりあえず話は聞いてみるかっていうので通る子と、2パターン居るんですよ。これはすごいなって子は大体いけるんですけど、粗削りだけどちょっと話聞いてみようかなっていう感じのレベルだと、やっぱりきついですね。
書類でもレベルがあって、ABCDEみたいな感じで、ちょっとお話ししたかなと思うんですけど。
Aっていうのは、先行研究とかも50本くらい読んでて、どこまで研究進んでる、どこから先に進んでないかっていうのがすごく明確で、そのうえで世界中に無い研究を自分がしてて、その研究の結果が統計的に有意だったりとか、何かしら意味がある結果が出てるっていうところまでいってるのがAですね。
Bっていうのは、まあ統計的に有意な結果はまだ出てないんだけれども、一応かなり念入りに調べて、統計ができる状態にあるか、あるいは統計やってみて有意な結果出てなかったんだけど、色々改善したら有意な結果が出そうな場合。
Cっていうのは、ちょっと先行研究調査とかが雑かなと。一応計量はしてるよと。意味がある結果が出てなかったりするかな、みたいなのがC。
Dっていうのは、そういう実証実験とか何もやってないけど、とりあえず先行研究まとめたよっていう。
Eっていうのはそれ以下です。何もやってないみたいな。
結構…Dぐらいまでの人って、面接はいけたりするんですよ。ただ、最終的にやっぱり面接も含めて合格するっていうのは、ABなんですね。CDだとなかなか難しい。
ちょっとそこの…非常に大きな部分として、書類がそもそもちゃんとしてますかっていうのは、考えなきゃいけないところがあって、そこはすごく多分見ていかないと、ここから先、結構難しいのかなと思います。ていうところが、まず一つ。

書類がちゃんとしてた上で、面接でどういう人が不合格になるかっていうと、心配になっちゃってワーッと話し過ぎちゃう人っていうのはきついですね。志望理由2~3分で話してください、とかっていう時も、思いついたことをそのまま話さないこと。書類で基本的に不合格になる人っていうのは、自分が話したいことを話してるんですよ。
そうじゃなくって、相手が聞きたいことを、聞きたい順番で、話さないといけない。聞きたいことを、聞きたい順番に話すって、どういうことかっていうと、結論→根拠→具体例とか、問題発見→論証→解決策とか、そういう順番で話をしていくと、相手が結論聞いたときに、根拠は?って思うし、根拠聞いたときに、具体例は?って思うみたいな感じで、相手が聞きたいことを、聞きたい順番で、話せる形になるじゃないですか。そうすると、その話って引き込まれるんですよね。
逆に、自分の思いついた話をただ言ってるだけだと、それってあんまり引き込まれないんですよ。そうすると、やっぱり面接では結構厳しくなる。
あとはやっぱり…受け答えがちゃんとしてるってことはすごい大事で。受け答えがちゃんとしてることによって、やっぱりしっかりしたイメージを与えるし、この子は自分で考えてるんだなっていう風に、わかると思うんですよね。やり取りがちゃんとできるってことはすごい大事で。
自分でワーッと話すのは不安の表れなんだけど、結局そういう人って、大学入ってもグルワとかって結構きついだろうなっていう風に思うんで、なかなか採用されにくいかなと思いますね。
面接突破して、最終的にAOで合格した人に特徴的な、コミュニケーションの取り方とか、こういうところうまいなとか、何か思う部分ってありますか?

(まこ)聞くのが上手。

(林)それは大きいですね。自分が話をするよりも、相手から聞き出して、相手が今どういう情報が欲しいのかっていうのを、ちゃんと把握できる。それが勘違いとかではなくて、相手はどういう情報を求めてるんだろう、ていうのがわかるのはすごい大事ですね。
そういう意味で言うと、結構おすすめなのが、SFCって教授と准教授で大体108人とか居るんですけど、顔写真が基本的にSFCの先生たちの紹介サイトに載ってるんですね。SFCの先生たちの顔写真を、一通り全部覚えていくっていうのは全然ありですね。結構普通に、合格者はやってる。院生にちょっと毛が生えてるような助手とか、そういう人はわかんなくっても、少なくとも3人面接官出てきて、そのうち2人が誰だったかってことは、もう面接終わってすぐにメールで来るぐらいは、わかってるんですよ。それは結構大きくって、どういう分野のどういう先生かっていうのがわかってると、結構そこに応じた対応っていうのができるし。
例えば、元々精神科医だったり、看護医療でも授業やってるみたいな感じの先生だと、やっぱり看護医療学部の先生ってちょっと違うんだよね。SFCっていっても。たまにウェルネスとかできません?看護医療の先生とか。

(まこ)全然印象にないですね。

(林)なんか、私、大学時代ですごく印象に残ってるのが、よく遅刻してたんで。当時から家庭教師とかやってたから、結構眠かったんですよ。遅刻してると、5分とか遅れたら、恥を知りなさい、みたいな感じでさ、看護医療の先生めっちゃ怖いんですよ。
逆に言うと、この人看護医療の先生だなとか、看護医療系の授業でも出てる先生だな、とかってのがもし分かったら、儒教精神というかさ。SFCの先生と毛色が違うからさ。部活とかやってる子はわかると思うんだけど、先輩に可愛がられる風にやるとかさ。この人は政治学者だなとか、この人は建築学の人だなとか、専門分野もやっぱりあるんで。そういう先生がどういうところを見たいかとか、何を聞こうとしてるのかとか、そういうのを把握すること。
その、面接の準備としてすごい大事なのは、メニューは一通り揃えてる。分析に関して聞かれたら、分析のこと答えられるし、大きなビジョンに関して聞かれたら、大きなビジョンに関して答えられるしっていう、メニューもとにかく大量に用意して、その先生をパッと見て、この先生とこの先生とこの先生ってわかったら、一通りその…その先生に合った、その先生の聞きたいことをちゃんと答える、話を逸らさないっていうのがすごく大事で。
SFCの先生とかだと、任意提出とかを送ると、ZOOMとかでアドバイスしてくれる先生も居たりするんで。教授クラスだとちょっと難しかったりするんだけど。意外と准教授とか講師ぐらいの人だったらやってくれたりするから。メールして、実際ZOOMとかで話してもらえる時間を設けてやると、すごく練習になると思うし。あとは…。それがまず一つ。
あとは、実際SFCの先生の名前が一通り分かったら、うちのサイトでも書いてますけど、YouTubeとかでその先生の名前ググってみて、その先生はどういう話し方をするのかとか、一通り見ておくといいですね。そうすると、本番で緊張しなくなる。結構、独特な話し方の先生多いじゃないですか。そうすると、それだけで気圧されちゃったりすることって、すごくあるんですよ。そういう風にならないようにするっていうのは、考え方としてはすごい大事かなって思います。
なので、そういうところ気をつけながら、またやっていっていただければなと思います。
なにとぞよろしくお願いします。

 

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