塾長: まずは、慶應義塾大学総合政策学部(SFC)への合格、本当におめでとうございます! 一度目の悔しい結果を経て、見事にリベンジを果たしましたね。
合格者: ありがとうございます。本当にホッとしています。
塾長: 今回の合格までの道のりは、決して平坦ではありませんでしたよね。まずはご自身のバックグラウンドについて少し教えていただけますか?
合格者: はい。私は人生の半分以上をアメリカで過ごしてきました。夏休みには日本に帰ってくるという生活でしたが、やはり英語の方がすらすらと読み書きできます。家庭内では日本語を使っていましたが、あくまで日常会話レベルで……。 SFCの受験で求められるような、論理的に構成された「面接で使うような日本語」には本当に苦労しました。頭の中では内容がわかっているのに、それを声に出して丁寧に表現することが難しくて。そこが一番の課題でした。
塾長: なるほど。日常会話と論理的なプレゼンテーションの間には大きな壁がありますからね。現役時代(1回目の受験)は、ご家族のサポートも厚かったと聞いています。
合格者: そうですね。1回目は母が本当に熱心に支えてくれました。毎日学習会のサポートと母の支えのおかげで、一次審査(書類)は無事に通過できたんです。 でも、二次審査の面接で失敗してしまいました。想定質問を考えて答えを丸暗記する練習をしていたのですが、本番で緊張して頭が真っ白になってしまって……。一度答えに詰まると落ち込んでしまい、次の質問にも明るく答えることができず、結果は不合格でした。
塾長: あの時は相当落ち込んでいましたよね。「アメリカに帰ろうか」という話も出ていたとか。
合格者: はい、すごく落ち込んで、もう受験をやめてアメリカに帰ろうかと真剣に考えていました。でも、家族や知人が「もう一度チャレンジしてみよう」と励ましてくれたんです。 それで気持ちを切り替えて、4月II期AO入試の出願締め切りギリギリで、再挑戦することを決めました。そこで毎日学習会の合宿に参加したんです。
塾長: あの合宿参加が、一つのターニングポイントになったように感じます。2回目の挑戦では、何が一番変わりましたか?
合格者: 「自立心」だと思います。1回目は母や塾に頼りすぎていたというのが最大の反省点でした。 今回は、周囲の支えに感謝しつつも、しっかりと「自分で調べて考える」ことを徹底しました。自分で深く調べたことだからこそ、自分の研究について自信を持って語れるようになったんです。
塾長: 素晴らしい気づきですね。その変化は面接本番でも活きましたか?
合格者: はい、全く違いました。前回のような「暗記した答え」に頼るのではなく、自分が調べてきたことをナチュラルに語るように意識しました。 SFCは、他の塾で教わったような皆と同じ「固まった答え」をする生徒を求めているわけではないと気づいたんです。面接官は受験生を落とそうとしているのではなく、対話をしに来ている。だから私も、自信を持って楽しく会話をするイメージで臨みました。
塾長: 「面接を楽しむ」という境地に達したわけですね。最後に、これからSFCを目指す後輩たちにメッセージをお願いします。
合格者: 自分と自分の研究について、しっかりアピールすることが大事です。面接練習で想定問答を作るのも良いですが、当日はその記憶に頼るのではなく、自分の言葉で語ってください。 もし思ったように答えられない質問があっても、そこで落ち込まず、すぐに立ち直って次の質問に笑顔で答えること! 自信を持って、面接官の方たちとの会話を楽しんできてください。応援しています!
塾長: 貴重なお話をありがとうございました。これからの大学生活も楽しんでくださいね!












コメントを残す