☆ CtoC、サービスEC
議論の整理……
ビジネスには、企業間取引であるBtoB、企業が行う個人向けの取引であるBtoC があるが、個人と個人が取引するCtoCについては、長年様々な課題があり、それほ ど活発には行われてこなかった。
問題発見……
CtoCビジネスの持つ大きな問題点の一つは、個人が行うサービスには信頼性がな いことにある。そのため、CtoCの取引はオークションやネットショップでの物販の ような、誰から買ってもさほど質に差がないものから始まり、次いで現在では取引 の中心が貸部屋やライドシェアのようなサービスに移行してきている。
論証……
貸し部屋やライドシェアのような比較的提供ユーザーによりクオリティーが大き く異なるサービスの運用が可能になった理由は、ネット利用者の増大により、それ ぞれの個々人が提供するサービスに多くのレビューが寄せられるようになり、それ によってクオリティーの良し悪しをユーザー側が判断できるようになったことにあ る。
解決策or結論……
それにより、貸部屋やライドシェアのような価格優位性があるサービスについて は、利用が広がってきている。
解決策or結論の吟味……
今後は、家庭教師や介護サービス、エステなど、比較的高単価なサービスについ ても、利用時間を短くする、1日からでも頼めるようにする、などのビジネスモデル 変革によりこうしたCtoCでのサービスEC(電子商取引)が可能になるだろう。
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