早稲田大学 社会科学部 AO入試 志望理由書 提出例 (福永有夏研究会向け)

  • 議論の整理・・・

国際経済法の立憲化についえ、実体的な意味は国際法の断片化を防ぐものであると取ることが可能である。その断片化で特に問題として挙げられるのはWTO協定をはじめとする、人権や環境問題等、非経済的問題との兼ね合いである。

  • 問題発見・・・

では、国際経済法の立憲化についてからどのように分析することができるだろうか。

  • 論証・・・

私はこれらの問題を解決するためには、国際法に対する知識を前提とし、国際経済法の立憲化によって、どの様な問題が生じるのか、さらには、国際法の断片化を阻止することが可能であるかを考察することが重要であると考える。たとえば、国際経済法の専門家である福永有夏教授は国際経済法の立憲化の問題点について、次のように述べている。国際経済法規則と非経済分野の国際法規則の抵触を解消するためには、何らかの抵触調整原理が必要であるが、そのような原理が国際社会において存在するか疑問がある。たとえば、条約法条約は、国際法規則間の抵触を解消するための調整原理を一応提供しているが、今日問題となっている異なる分野の国際法規則間の抵触を適切に調整する原理としては限界があると言わざるを得ない。条約法条約によって解消され得ない異なる分野間の抵触を調整するためには、法規則が適用される社会の「公益」や「正義」に照らし、いずれの分野の国際法規則を優先すべきかを判断することが必要となると考えられる。しかし、多様性を特徴とする国際社会においては,普遍的な「公益」や「正義」を見出しうるか疑問があり、にもかかわらず国際平面において集権的に「断片化」の解消を試みることは、特定の価値に基づく「公益」や「正義」の押し付けに陥るとも懸念される。[1]

  • 結論・・・

そこで、国際経済法における立憲化について、国際法を専門的に研究するため、国際経済法について専門的知識に富む貴学社会科学部の福永有夏教授の下で、上述の問題点を整理するべく国際法の断片化を防ぐ方法論について研究を深めたいと考えている。

貴学社会科学部の福永有夏研究会が上述の研究を進めるのに最適な研究環境との確信のもと、貴学社会科学部に入学し福永有夏研究会に入会することを強く希望する。

 

[1]福永有夏著『世界銀行の開発政策と「立憲化」』(2011年

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