慶應義塾大学 文学部 自主応募入試 志望理由書 提出例(田中愼ゼミ向け)

議論の整理・・・貴学の論文(※1)ではテクストのルールについて述べている。

問題発見・・・しかし、現代ではテクストは液状化し、解体されつくしたのではないか。現代においてテクストのルールを語ることは、もはや無意味ではないか。

論証・・・別の論文(※2)によれば、テクストの液状化を念頭に置いて、「現在、私たちは、リアルなものとバーチャルなもの、ナラティブとデータベースが錯綜した、人間的でもあり非人間的でもある現実の中に生きている」「もはや確たる自己を再構築するという伝統的な方法による総体性の回復も望めない。全き「人間」となるための、というよりも、漠たる不確実性に対応するための「体験」の基礎教養が人文知に求められている」と述べられており、この主張は全面的に正しい。もはや確固たるテクストなど存在しないのである。

結論・・・そこで私は、この時代におけるテクストの再定義、何を表象と見做し何を主体と見做せばよいのかについて研究したい。

※1田中愼(2005)「テクストのルール–中心化理論によるアナファーの記述 (言語とコミュニケーションにおける規範と規則)」
※2林光博(2015)「デジタル・コミュニケーションと人文知の行方」

 

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