議論の整理・・・貴学の論文(※1)では、ガリレオ・ガリレイが建築技法に及ぼした貢献について論じられているが、築城論については軍事に属するとして論じられていない。
問題発見・・・しかし、ガリレオ・ガリレイの死と相前後して、イギリスでは清教徒革命という大規模な内乱が起きている。この戦争に関して、ガリレオ・ガリレイの築城論がどう影響したのかは研究する必要があるが、そういった研究は存在しない。
論証・・・なぜなら、ガリレオ・ガリレイはカトリックによって死刑に処せられたのであり、反カトリックを標榜するピューリタンがガリレオ・ガリレイの研究結果を存分に活用したということは十二分に考えられるのである。
結論・・・そこで私は、清教徒革命にガリレオ・ガリレイの研究成果がどのように影響を及ぼしたのかについて研究したい。
※1金山弘昌(2015)「ガリレオと建築:17世紀フィレンツェ建築における「新科学」の影響」
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