議論の整理・・・貴学の論文(※1)では大規模地震後に大学キャンパスを避難所として活用する際の臨床心理学的な見地からのケアについて論じている。
問題発見・・・しかし、近年多発している大規模豪雨後に避難所において臨床心理学的な見地からどうケアするかを論じた論文は少ない。わずかに一論文(※2)見られるのみである。特に、大学キャンパスにおいてとなれば皆無である。
論証・・・大学キャンパスは避難所として地域住民に対し極めて有益に機能する場所であり、また、近年の異常気象に伴う大規模豪雨多発を考えると大学キャンパスを避難所として活用した際臨床心理学的見地からどう避難者をケアするかは早急に考えなければならない問題である。
結論・・・そこで私は、大規模豪雨後に大学キャンパスを避難所として活用する際の臨床心理学的な見地からの避難者のケアの可能性について研究したい。
※1今井芳昭(2016)「大規模被災後の大学キャンパスにおける一時避難所運営と関連する心理学的知見一覧」
※2小井土雄一、近藤祐史、森口祐一(2016)「台風・豪雨災害時の避難・救助・復興」
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