議論の整理・・・現在、図書館においてはマンガが所蔵されている。しかし、所蔵されているマンガの体系だった分類=組織化は行われていない。貴学の論文(※1)においてはマンガの組織化について言及している。マンガをエッセイ、手塚治虫全集などとラベリングして組織化するものである。
問題発見・・・しかしながら、そのラベリングは社会に流通しているマンガの分類方法とは大きく異なる。マンガは、ギャグマンガ、ストーリーマンガ等に社会通念では分類されており、貴学の論文のようには分類されていない。そこで私は、図書館に所蔵されているマンガも社会通念に沿って分類されるべきだと考える。
論証・・・というのも、図書館でマンガを閲覧する人は、社会通念に沿ってマンガを探すだろうからである。
結論・・・そこで私は、社会通念に沿ってマンガを分類し、組織化する方法を研究したい。
※1江藤正己、大谷康晴、安形輝、安形麻理、杉江典子、橋詰秋子(2017)「大学図書館の所蔵情報に基づくマンガの類型化」
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