経済・商学部への違和感と、SFCという「希望」
塾長: この度は慶應SFCへの合格、本当におめでとうございます! 東北からの挑戦ということで、まずはSFCを目指したきっかけから教えていただけますか?
合格者: ありがとうございます! 実はSFCに興味を持ち始めたのは高3の7月頃と、少し遅めのスタートでした。きっかけは、女子サッカーをしている先輩の活動に惹かれたことです。そこから最終的に志望校として確定させたのは9月頃でした。
塾長: 夏まで迷われていたんですね。他の学部は考えていなかったのですか?
合格者: 最初は経済学部や商学部なども考えたのですが、そこで学んでいる自分の姿がどうしてもイメージできなくて……。「自分が本当にやりたいことって何だろう?」と悩んでいた時に、SFCは私にたくさんの選択肢を与えてくれる、「何でもできそう!」と思わせてくれる場所だと感じたんです。
地方受験生の悩みと「毎日10分」の活用法
塾長: 毎日学習会に添削指導を依頼してくれたのは11月からでしたね。入会の決め手は何だったんでしょうか。
合格者: 私は地方の高校に通っていて、慶應を目指す人は同級生でも2〜3人しかいませんでした。当然、学校には特別な対策講座もなく、どう対策していいか分からなくて。そこで頼りにしたのが毎日学習会でした。
塾長: 実際に受けてみてどうでしたか? 「毎日10分」という時間は短く感じませんでしたか?
合格者: 正直、最初は「10分で何ができるんだろう?」と思っていました(笑)。でも実際に会話してみると、書いた小論文の添削はもちろん、SFCでの学生生活の話や、タイムリーな社会問題についてなど、驚くほど色々なことが聞けました。10分という短い時間の中でも、確実に力が伸びていっている実感がありましたね。
英語の「赤シート作戦」と、小論文の「構成力」
塾長: 具体的などのように成績を伸ばしていったのか教えてください。元々成績は良かったのですか?
合格者: いえ、高校での成績は特に目立つものではありませんでした。強いて言えば英語が好きでしたが、英検も2級止まりで。初めてSFCの過去問を解いた時は全く太刀打ちできず、4割くらいしか取れなかったのを覚えています。
塾長: SFCの英語は単語が難しいですからね。どう克服しましたか?
合格者: とにかく間違えたり知らなかったりした英単語を「Myノート」に赤ペンで書き出して、赤シートを使って何度も覚えました。あとは、あの長い試験時間を乗り切るために、過去問を通して2時間集中し続ける体力を鍛えました。
塾長: 小論文の方はどうでしたか?
合格者: 小論文も最初はかなりハードでした。でも、毎日の添削を通して「構成」や「考え方」を叩き込まれたおかげで、直前期には特に意識しなくても自然と型通りに書けるようになりました。 ただ、毎日書き続けるのはやっぱり大変で……ちょくちょくサボってしまうこともありました(笑)。
塾長: (笑)。書けない時はどうしていたんですか?
合格者: 書く気力が湧かない時は、小論文のアイデアだけを思いつくままノートにメモしていました。 環境情報学部では、自分の考えをストレートに問われる問題が出ますよね。だから、課題文にとらわれすぎず、「今社会で起きていること」や「自分が入学したらやりたいこと」を日頃から考えておくことが重要だと、受験を通して痛感しました。
まさかのトイレ離席!? アクシデントも味方に
塾長: 試験当日の様子はどうでしたか? 緊張しましたか?
合格者: それが、総合政策学部の試験中には火災報知器が鳴ったり、環境情報学部の時は自分のせいですが途中でトイレに行ったりと、アクシデント続きで(笑)。でも、逆にそれでリラックスして臨めました。
塾長: 試験中にトイレですか! それは焦りますね。
合格者: 普通なら焦ると思うんですが、トイレに行く前に「どのような構成で書くか」を頭の中で決めることができていたので、全く焦りませんでした。「まず問題全てに目を通して構成を考える」という、毎日学習会で教わった手順が完全に身についていたおかげです。指導がこの場面で非常に活きました。
これから受験する後輩へのメッセージ
塾長: 最後に、これからSFCを目指す後輩たちに一番大事だと思うことを教えてください。
合格者: 私が一番大事だと思っているのは、「SFCへの興味・関心」です。 SFCが今どんなことを考え、どんな実験的な試みをしているのか。実は私、小論文の中でSFCが現在行っている政策について言及したんです。媚びを売っているように見えるかもしれませんが、「SFCに行きたい!」という熱意を伝えるには、相手を知ることが重要だと思います。
塾長:大学を知ることが合格への近道ということですね。
合格者: はい。SFCに興味を持っている方は、これから色々と調べて、もっともっと好奇心を膨らませてほしいです。その「好き」という気持ちや好奇心が、必ず合格に繋がるはずです!
















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