2020年 上智大学帰国全学科 総合グローバル学部・総合グローバル学科 小論文 解答例
議論の整理(要約) 世界のグローバル化に伴い、ケア労働者も国境を越えて働くようになった。この文章では、家事、看護、介護労働者のニーズの高まりから、国際移動の女性化が進んでいることについて問題提起している。越境する女性労働…
議論の整理(要約) 世界のグローバル化に伴い、ケア労働者も国境を越えて働くようになった。この文章では、家事、看護、介護労働者のニーズの高まりから、国際移動の女性化が進んでいることについて問題提起している。越境する女性労働…
議論の整理(要約) 私はここで「世界のなかのロシア」について論じる。世界から見て、ロシアの存在感が大きかったのはソビエト連邦時代、とくに第二次世界大戦以降であると考える。終戦後、アメリカとソ連の対立が激しくなり、世界は再…
議論の整理(要約) この文章では、外国籍の住民に情報を保障するうえで、多言語化することの難しさを論じている。課題として挙げられたのが、どの言語を翻訳するかという問題である。情報を翻訳する場合、英語を使うのが自然な流れであ…
議論の整理(要約) この文章では、世界の国々が国益を優先することで、リベラルな国際秩序が崩壊する可能性について論じている。トランプ大統領は就任演説ですべての国は国益を優先する権利を持っていると述べた。この発言は、アメリカ…
議論の整理(要約) この文章では、患者が治療に不安を感じたり迷ったりする場面における、医療者と患者の関係について論じている。患者が治療を迷っている理由は、心理的なものから社会的なものまで多岐にわたる。そこで、治療を行わな…
議論の整理(要約) この文章では、わかったという経験について論じている。わかるためには、自分と相手が同じ心象を抱く必要がある。そのためには、社会で共有されている言語の約束事を正しく覚えなければならない。なんとなくわかった…
議論の整理(要約) デモとは、デモンストレーションを省略した言葉で、何らかの主張、意志、思想を持った人々が集まりそれを対外的に表明するために行動することを意味する。デモにおける行動パターンとして、広場などに集まって主張を…
議論の整理(要約) 話し手が自分や相手をどのように言語で表現しているのか調査したところ、人称代名詞を使うことは少なく、代わりに資格や地位をあらわす言葉が多かった。ヨーロッパの言語では、話し手が自分を表現するときは基本的に…
議論の整理(要約) 問題1の文章では、人間が生きるうえで、小説が果たす役割について問題提起されている。海外で暮らしていた知人は、日本の生活に息子をなじませるために、小説は必要ないと考えた。その理由は、事実にそくした情報を…
議論の整理(要約) 私は「(2)人間は考える葦(あし)である」について論じる。この名言は、フランスの哲学者であるパスカルが『パンセ』のなかで述べた言葉である。パスカルは、哲学者であると同時に、物理学者・数学者として、数多…
議論の整理(要約) この文章で筆者は、日本の建築物に身を置いたときに覚える身体感覚は、時代を越えて共通していると述べている。その身体感覚とは、盆地のように周りが囲まれ、守られているという感覚である。日本の建築物は、中心が…
議論の整理(問1) この文章では、日本で識字運動が展開される過程で、漢字廃止論が議論されてこなかったことが問題提起されている。老齢者や外国人など非識字者が日本語を学習するときに直面するのが漢字の難しさである。もしも漢字が…
議論の整理(要約) 新聞記事では、広島県福山市にある景勝地・鞆の浦の一部を埋め立て、橋を架ける計画が撤回される経緯が紹介されている。この計画が構想1983年から、県と反対する住民の争いが続いていた。鞆の浦を走る県道は狭く…
議論の整理(要約) 臓器移植医療は年々発展し、移植を希望する患者の数も増えている。これまでは治療が難しかった病状でも、臓器を移植することでたくさんの命が救われている。移植する医療技術が発展すると同時に、臓器を提供するタイ…
議論の整理(要約) 現在の学校教育では、主体的そして対話を通じて深く学ぶ新しい学習教授方法が推奨されている。学生が適切な問いを設定し、発展性のある議論を展開させるには、高度な思考力を備えておく必要がある。しかしながら教員…
議論の整理(要約) この文章では、小中高、そして大学において、主体的そして対話を通じて深く学ぶ、新しい学習教授方法が推奨されている。そこで、学生同士が特定の問いに対して話し合い、結論を導き出す授業が行われることが増えてき…
議論の整理(要約) 日本は世界的に見るとキャッシュレス化が十分に進んでいない国であった。しかしながら、東京オリンピックのために多数の外国人が訪日することを見越して、カード決済を日常化する必要がある。そこで日本政府は、店舗…
議論の整理(要約) この文章では、言葉が持つ強力な力と曖昧さの両方を論じている。私たちがある言葉を発したとき、それが事実以上の内容となり、それが独り歩きしてしまうことがある。そのような力が犯罪や詐欺に利用されることも少な…
議論の整理(要約) 日本語の歴史は、基本的に漢字をベースとする言葉により築き上げられてきた。日本では長らく、男性と女性は使用する言葉が分けられており、漢字・漢文は男性の言葉であった。そのため公的な文章は、権力を有してきた…
問1 議論の整理(要約) この文章では、人間の良心の奥底にある「法の声」について記している。法の声とは、良いことを勧め、悪いことを避けるように告げる、心の声のことである。 問題発見 法の声とはいわゆる法律とは異なる。これ…